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作品名:Bushido〜武士道〜 作者:

第7回   7話「江戸」
3人は、江戸まで馬を走らせた

今だ暦太郎の無念が心を揺さぶる

そして、江戸に着いた
江戸は華やかで、女が男を誘っていた

「ここは・・・女子の天国か!」
と、痣来がわくわくしている

「おいおい・・・まずは、長州の桂殿に会うのだ・・・いつ、いなくなるかわからん」
将が、そういって、馬を走らせた

そして、桂がいる、天妙と言う、見せについた

「あら・・・お客さん・・」
従業員の女が来た
ここは、食堂で、宴会などをやっている

「桂・・・小五郎殿に・・・お会いしたい」
将は、女を見つめ、言った

「そんな怖い顔してたら・・・出る物も出ませんよ」
菊池が女に優しく言った
「仲間になりたいんです・・・・お願いします」
と、笑顔を振舞った
女は見とれ、階段を上がり、裏の小道に出た

そこに、食堂の地下とも言われる、表向きは、食料庫に行った

「こちらです」

女はすぐにさがった

そこには、5人の男がいた

「ここに・・・長州藩の桂殿は居られるか!」
将は、大きな声で言った

「おぬしら・・・何者?」

一人の男が刀を抜いた

そして、大きく横に振ってきた

将は、右に交わし、男の右手を掴み、前に投げ倒した
ドーン!と音が響く

「お前!」
もう一人が、刀を抜こうとしたとき、菊池が、男の喉に刀を向けた

「少しでも動けば・・・わかりますね」
と、にこやかに言った

「お前・・・速いな・・・」

その時、ザ!と、石が飛んできた

菊池の手に当たり、刀を落とす

「っつ!」
「お前らのことは・・・暦太郎から聞いている・・・まさか最後の言葉とな」

男が、入ってきた
髪で右目が見えない

この男が・・・反乱の貴公子・・・桂小五郎・・・

将は間違いないと思った
この男から感じられる、オーラは別の男は違った
天を指している

「ご無礼を!」
と、とっさに頭を下げる

「おいおい・・・力だめしだ・・・いいだろう・・・お前ら行く先が無いんだろ」

「はい・・・」

「なら・・・そうか・・・ならここにいろ、それで決めればいい、それより気になるのはお前らを襲った奴ら一体」

「高杉・・・」
菊池が言った
「あいつです・・・」

「やはり・・・お前らに一様言っておく・・近く・・・奴とやりあう」

「よし!暦太郎殿の恨みだ!」
痣来がうれしそうにいった

「そのときは・・・存分に力を振るってくれ・・・お前らは近くの旅館に泊まれ、金はいらん・・・しかし、見方としての証は要る・・・それは、「ズラ」だ、従業員の女子に言え・・・」

「はー・・・ずら・・・」
将は気が抜ける





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