桂は、川上を睨んだ
「冗談た・・・気にするな・・・まー楽しく行こうぜ」
と、川上は、外に出た
桂「ふーあの男」 と、土方を思い出す
後ろから兵が来た
「桂殿!ご無事で!」 桂は、馬に跨り、外を走った
「いやー一時はやられたかと、思いましたよ、相手は鬼副隊長の土方歳三だったんでしょう?」 と、兵が、桂に聞く
桂は、思い出した風に行った
「ああ・・・あの男俺と同じ匂いがする・・・」
兵は、戸惑い言葉が出なかった
その頃
「さて!今回、土方と山崎が、商店街で桂を見つけた!!商店街付近に桂の基地があっても、おかしくない!明日から見張りをつける!」 と、酒の席で、近藤が、皆に伝えた
はい!という大きな声が響いた
「おい・・・・声が小さい・・・」 と、土方が、刀を見せた
これは、次はない、と言う意味だ
兵も大きな声で叫んだ
「よし」 刀を納めた
「うむ・・・まず沖田の一番隊から、3日交代で見張れ!」
「ちぇー明日は、鍛冶屋に刀をとり行くのに・・・」 と、沖田が、愚痴った
「皆!しっかりやるように!!」
近藤は、聞いておらず話しは続いた
次の日
「あーあー眠い・・」 沖田は、あくびをし、4人で見張っていた
「まーまー・・・やる気を出して」 と、朝倉が、言った
「正直、隊長なんてやるんじゃなかったー・・・」
「おいおい、ほかの部下が、士気下がるだろ」
2人とも、話していた
昼になり、ほかの部下と交替し、昼を取った
商店街の焼き鳥を食っていた
「うめーーーーーーーーーー!」 沖田は、何本も食べた
その時 「隊長!」 と、兵が、叫んだ
4人とも、その後瞬時に斬られた
「おい!」 と、2人とも、走った
橋の上に、男が立ってた
「お前・・・」 沖田が、刀を抜いた
男は、仮面をつけており、刀を向けた
「我は、土佐勤王党、岡田以蔵 なり」
「土佐勤王党!・・・人斬り似蔵か」
沖田が刀を振った
朝倉は、負傷した兵を民家に預けた
2人とも、斬り合いを始めていた
キン!!と、音が響いた
「そら!」と、沖田が刀を上に振った
似蔵の仮面が割れた
「ほう・・・いい刀捌きだ」
「甘く見るな・・・」
しかし、似蔵が、後ろを向き、橋から降りた
「逃げるのか!!おい!」
沖田が、下を覗き込む
「囮は成功さ・・・我の目的は、時間稼ぎ、攘夷と武器商人とのな!」
といって、走った
「やられた!!」
その頃
「そうか・・・似蔵の奴・・・旨くやったか・・・」 高杉が、三味線を弾いていた
「ああ・・・・これで、武器はそろった・・・後の問題はあんたの問題だ」
武市が、書物を出した
それは、松蔭の教わっていた時の、教科書だった
「昔の縁かねないか知らんが、桂が、変わってきている・・・いつか・・・刃を交えんかも・・・」
高杉は、一振りで、書物を斬った
書物が、2つに別れ、地に落ちた
「そんなもん・・・昔からねーよ・・・」
高杉が、また空を見上げ、三味線を鳴らした
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