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作品名:smash!! スマッシュ 作者:

第3回   3話「校内戦 @戦いの嵐」
そして、校内戦当日

猛「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
この日は土曜日、一日かけてあるのだ。

桃内「いいなー・・・僕なんて・・・可能性0」
ため息交じりに言う
猛「何言ってる!!だいじょうぶ!」
肩を叩く
桃内「ベストを尽くすよ!」
二人は盛り上がった

菊池が話しかけてきた
菊池「おい・・・お前らダブルス?シングル?」
猛「シングルだ・・」
桃内も同じだ
菊池「そうか・・・俺たちはダブルスだ」
1年の坊主頭が出てきた
菊池「俺とこいつ・・・山口は、中学の時からいっしょだった・・・・コイツが入ってきたから!今年は狙うぞ」
猛「お互いがんばろうな!」
山口も照れくさそうにうなずく

大西「おい!全員!アップすんだな、集合!!」
大きな声が、体育館に響く

皆集合した

林「えー・・・まず、試合の相手は、昨日引いたくじだ・・・このプリントに書いてある通り、皆・・・全力でがんばってくれ・・・特に3年今年最後健闘を祈る!」

大西「では!試合は4つの台にそれぞれ、シングル、ダブルスに別れ、2組ずつ行う」
はい!!!! 大きな声が響く

猛{わくわくする!!}

大西「まず、シングル!」
試合が始まった

猛は楽勝に1回戦を勝ち抜いた
桃内も苦戦しながれも、マッチポイントを意地で、取った

桃内「次・・・レギュラーか・・・補欠・・・少なくても3年だ」

猛「もう!一気にいくぜ」

菊池も2人の息の合ったプレーで勝った

桃内「僕だ・・・・」椅子から立ち、ラケットを握り、向かった

猛「いける!」
相手は・・・レギュラー武石
武石「今回は意地でも勝つ・・・1ポイントも与えない・・・そのつもりで」

桃内「はい・・・でも負けません・・・」

コ!と言う音と共に始まった
桃内はドライブ型だ 右に曲がる

武石「ドライブだけでは・・・相手にならん!」
大きく振り下ろし、1ポイント取った

桃内{確かに強い・・・1年間鍛え上げたカーブを・・・一瞬で見抜くとは・・・
しかし、気迫が違う・・・これが、3年・・・」

試合は一方的にスコンクで終わった{一点も取れないこと}

猛「いい試合だった・・・」
桃内「やっぱり3年はすごいよ・・・でも何か見えた・・・」

猛「俺も・・・行くかな」
立ち上がり、歩いた

林{この校内戦は勝ち負けではない・・・先輩が後輩に技を教える場でもある・・・
桃内の奴・・・次が楽しみだ}
腕組をしながら、考えた

猛「よろしくお願いします」
相手は3年の補欠山下
山下は細く、少しおとなしい

山下「よろしく・・・」

猛「は!」まず、1ポイント決めた
山下「うまい、金城をやった・・・ドライブシュスマッシュ・・・」
猛「ええ・・・これ以外にも見せますよ・・・ご要望あらば・・・」

山下「楽しみだ・・・」山下はカットだ
カ!カ!カ!二人とも打ち合った

山下「カットは相手のミスを待つ・・・体力に自信は?」
猛「普通だ・・・」
3−4!!
猛が決めた

山下「どうした?威力が落ちてるぞ・・・」

猛「まだまだ・・・」
ラケットを向ける

山下「面白い」




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