蓮は驚きを隠せなかった ケータイを落とし何十秒か固まった
脳裏にかっちゃんと遊んだ日々が急に想い出される しかしまだ死を信じていないので涙は出なかった
俺はその日の夜に店を閉め家に向かった 仕事もかっちゃんのことが気になり全く手につかなかった 上司の松田に次にこんなことがあったらクビ!!と強く言われた
しかしそんなこと気にしている余裕もなかった 家に着くとすぐに電話をした それはかっちゃんの奥さんにだ
蓮「あの・・・かっちゃんは・・・いつ・・・・」 突然名前も名乗らず電話した しかしかっちゃんのケータイに電話したので友達をわかったようだった
キサ「今日の5時・・・近所の公園まで散歩して来ると言って・・・そのまま」 キサの声は死んでいた 絶望の中にいるのだ・・ それは蓮も同じことだ 蓮「そうですか・・・ありがとう・・・」 蓮もそれ以上は聞かなかった そしてケータイを切った
次の日 朝からかっちゃんの家の近くの公園に行った 友達の木崎いっしょに 木崎が昨日電話をかけてきたのだ
蓮「よう・・・」 久々に会ったので喜ぶはずがこんなことになったから素直に喜べない
公園には警察が指紋や状況などを詳しく調べている ここでの事件はあまり起きないので警察を見るのも久しい
公園の人ゴミを避けて公園が見える所に出た 木崎「ここで・・・・かっちゃん・・・」
蓮「なんでだよ・・・・一体・・・誰が・・・」 怒りが声に出た・・・
その日の夜そのまま木崎を昔を語りそのまま御通夜に二人で行った
そこでかつての仲間に会った 蓮「なー・・・確か俺たち8人だったよな!・・・」 木崎「ああ・・・けどカッちゃんも入れて7人・・・一人・・・誰だっけ・・」
3人は一緒に来た のりと鉄と剛 3人とも似合わないスーツだ 蓮「なー・・・死体の隣に置いてあった文字・・・」 突然蓮が聞く 木崎「ああ・・・お前の作った・・・俺たちのマークか」 のり「それって・・・・」
いきなり空気が重くなる
誰もしゃべらなかった
多くの人が集まっている・・・ 教会だそこの台に立ち話している男がいる まだ若く仮面をしている そして右の肩には蓮が作ったマークがついている
男は言った
ゲームの・・・・始まりです・・・・勝井楊{かっちゃん}の死によりゲームは スタートする・・・ 赤い本を読んでいる それは本田教授の書いた予言の書だ・・・
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