「じゃあ今度はママの話を聞いてくれるぅ?」
ママの目は狩人のようにぎらりんと光った。
パパから他に言われてることがあるんだって。
補足@パパはママに対して愛情が無い。
補足Aけど私、真理恵には会いたい。
補足B真理恵と父娘の交わりがしたい。
補足C今後定期的に真理恵に会わせてくれるのなら、このアパートに住み続けてもいいよ。
補足D月一回、この部屋に来たい。でも、その日はママはどっか遠くで一日過ごして欲しい。真理恵と一日、二人っきりで親子の交わりがしたい。
なるほどなるほど。
いいんじゃないの?それで。と思った。
ママはぜいぜい息をしながら、言った。
「…真理恵は、納得してくれるのぉ?」
「う、うん。その位で、住み続けられるんなら、いいんじゃない?」
「ママはお家賃なんて払うの嫌よ。だってママには夢があるの。 夢にはお金がいるの。 かじりついてもここに住み続ける。絶対にね。 そして…うふふふふふふっママも、幸せになっちゃうもんね。いつかは…あの方と…」
「そ、そうだね。家賃の分、貯金しなきゃね。
じゃあ、いつパパと会おうか?」
「連絡すれば明日にでも、パパ来るわよぉ」
「そ、そうなんだ。うっわ〜、久しぶり!」
「可愛い服と、髪型と、可愛い下着付けておきなさーい…。
ふふふ。あの人、若い子が好きだから」
右手でバリバリと頭をかきながら、ママの目は細くぎらついていた。
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