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作品名:汚水 作者:tomosibi

第65回   真理恵N
「じゃあ今度はママの話を聞いてくれるぅ?」

ママの目は狩人のようにぎらりんと光った。

パパから他に言われてることがあるんだって。

補足@パパはママに対して愛情が無い。

補足Aけど私、真理恵には会いたい。

補足B真理恵と父娘の交わりがしたい。

補足C今後定期的に真理恵に会わせてくれるのなら、このアパートに住み続けてもいいよ。

補足D月一回、この部屋に来たい。でも、その日はママはどっか遠くで一日過ごして欲しい。真理恵と一日、二人っきりで親子の交わりがしたい。




なるほどなるほど。


いいんじゃないの?それで。と思った。


ママはぜいぜい息をしながら、言った。


「…真理恵は、納得してくれるのぉ?」

「う、うん。その位で、住み続けられるんなら、いいんじゃない?」

「ママはお家賃なんて払うの嫌よ。だってママには夢があるの。
夢にはお金がいるの。
かじりついてもここに住み続ける。絶対にね。
そして…うふふふふふふっママも、幸せになっちゃうもんね。いつかは…あの方と…」

「そ、そうだね。家賃の分、貯金しなきゃね。

じゃあ、いつパパと会おうか?」

「連絡すれば明日にでも、パパ来るわよぉ」

「そ、そうなんだ。うっわ〜、久しぶり!」

「可愛い服と、髪型と、可愛い下着付けておきなさーい…。

ふふふ。あの人、若い子が好きだから」

右手でバリバリと頭をかきながら、ママの目は細くぎらついていた。


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