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作品名:汚水 作者:tomosibi

第55回   真理恵E
好きです。

好きです。

こんな言葉誰にも言ったことなかった。

胸の奥に熱いものがこみ上げる。キーボードを打つ指先も、熱い。

でも、私は、まどろみ人魚さんが好き。

何歳だろうと男だろうと女だろうと、全然関係無い。

もう私の一部となったこのサイトの運営者に会いたい。
会って伝えたい。好きだということを。

私はモニターに頬を照らされながら、相手から書き込みがされるのを待った。待ったけど無い。無い。無い。無い。なんで。私は焦って、連続書き込みをした。



MARRIE:その通りです。本当に何もかも分かり合えるんです。
    まどろみ人魚さん、私、あなたが好きです。

MARRIE:お会いしたいです。連絡ください。
MARRIE:変なこと書き込んで申し訳ありません。どうして無言なのですか。
MARRIE:まどろみ人魚さん、私、あなたが好きです。
MARRIE:まどろみ人魚さん、私、あなたが好きです。
MARRIE:私、あなたが好きです
MARRIE:返事しろよ
MARRIE:おい
MARRIE:返事してください。
MARRIE:まどろみ人魚さん、私、あなたが好きです。
MARRIE:お会いしたいお会いしたいお会いしたいお会いしたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

何十分か、何時間か、わからない。待ちすぎて、苛苛してきて、
私はあとちょっとで、パソコンを壊してしまうところだった。

そのとき




まどろみ人魚:真理恵、会おうか。



私は即、返事をした。



MARRIE:いっぱいぎゅってしたいです。


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