カランカランカランカランカラン! グチャグチャグチャグチャグチャ!
ベチャ、ベチャ、コリ、コリ。
廊下に出たとき、風呂場から異様な音がした。 部屋の中に居る真理恵に声を掛ける。
「真理恵!」 「何」 「何だ、この音」 「ああ…。 そう、そうね。私から、紹介するね。」
真理恵はゆっくり立ち上がり、廊下に出て、風呂場へと向かった。 俺はおずおずとついていく。
ランタンは俺と真理恵の影を大きく写しだす。
風呂場の前には、小さな脱衣所のスペースがあった。 脱衣所は、なぜか全体的にベトベトしていた。 そして、何かを拭ったあとの布切れと、肉片が散乱していた。 そして、アパート全体に立ち込めていた臭気が集結したような強烈なにおいがしていた。
腐敗と、血のにおい。
俺から漂うのと同じにおい。
俺は、思わず目をつぶり、顔をしかめた。
そして、真理恵は、風呂場のドアを勢いよく開けた。
臭気は一層強烈になった。 そして、風呂場の中をランタンが照らす。
「!!!!!!!!!」 俺は、何が起こっているのかよくわからなかった。
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