20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
作品名:死に神の恋 作者:サムライ

この作品に対する感想・要望


2009年05月21日(Thu) 17時25分 投稿者:GIONMARO ID:EtYLYAQyMc
hukityanさんに同感です。
いやしくも物書きを名乗ろうというのなら、読書に費やす時間は書く時間に匹敵するのが当たり前です。
早い話が、一のものを書くのにも十のものを読む。私見によれば、この最低条件を満たさない者が殆どです。これをこれ三文文士といいます。
2009年05月17日(Sun) 18時57分 投稿者:サムライ ID:0usDPBj3Zg
 作者のサムライです。最後までお読み下さり、ありがとうございます。hukityanさんのご指摘の通り、昨今、日本において小説が芸術としての地位を失った背景には、小説を書く側の狭小な自己顕示欲があります。自己から完全に脱却して、他の人々と共有できる思想なり、見識なりに至った時、初めて、小説を書く資格が与えられると筆者は考えています。その意味において、文豪の作品を研究し、彼らの小説が百年後まで読み継がれている理由を探ることは、純文学復興のためにも、ぜひやらなくてはならないことだと私は思っています。
2009年05月15日(Fri) 18時16分 投稿者:hukityan ID:iS9E9cw6jQ
umai!
大変楽しい読み物でした。私自身は書きませんし、書くほどのものも持っていませんし、批評をする能もないのですが・・・これで終わりかと思ったらまだお話が続いていて、完結に導くあたり文豪の作品から多くの優れたものを吸収していたなればこその作品と思います。しかも読みやすいと言う利点は得がたい。私の知人に自分は小説を読まないのに書くのは好きと言う人が居ます。したがって誰の真似でもない文体ですが、要するに自己顕示欲の塊でしょう。そういうのって、書くのならたくさんの小説を読んでからにしてもらいたいものです。次回の作品を楽しみにしております。
2009年04月30日(Thu) 10時31分 投稿者:サムライ ID:ik2.gIIsFI
ご指摘ありがとうございます。谷崎さんはあまり読んでいないのでよく知りませんが、太宰治の小説はとても好きです。彼も、女言葉で小説を書き、ちっとも現実にそぐわないと、大変批判されました。やはり、女性の立場で語るのは、難しいものですね。でも、女性の心理を想像しながら書くのは、勉強になりました。もうすぐ終わりですが、読んでくださってありがとうございます。
2009年04月28日(Tue) 23時21分 投稿者:GIONMARO(つづき) ID:QJ7wks6Qxw
まず舞さんですが、今の日本にこんな床しい物言いをする若い女がいるだろうか、多分存在しないのではなかろうか。わたしは一人も知らない。
舞さんに限ったことではない。出てくるのが皆文豪小説の登場人物めいている。
会話をうつすのに現実と紙一枚隔てるのが作法だみたいなことを谷崎は言っていますし、舞さんの場合、会話よりも独白が多い。けれどもサムライさんは紙一枚どころではない。それこそ谷崎が作った物の中から化けて出てきたような人々です。(そういう舞さんが今様奥様言葉の「なになにデスヨネ」を使うのはちょっと残念。)正直、第一回のおしまいあたり、わたしは『猫と庄造と二人のをんな』を思い出したくらいです。
それはよいのですが、現代人の孤独を浮き彫りにするとおっしゃる、その現代人はどこに。
2009年04月28日(Tue) 23時18分 投稿者:GIONMARO ID:QJ7wks6Qxw
良い読み物です。
ちゃんと期待に応えてくれる。ひとつひとつクリックして全部の投稿に目を通しているわけではないが、まあこのサイトに出ている中でも優れた方に属するのは間違いない。
サムライさんに質問。
話はいつのことですか。いや、おそらく現代を描いていらっしゃるんだろうとは思うのですが、それだとどうもしっくりしないことがある。
2009年04月13日(Mon) 14時18分 投稿者:サムライ ID:itm.7vhNjk
 作者のサムライです。応援ありがとうございます。文体が少々古いのは、文豪の小説が好きなもので、現代小説を、私があまり読まないためかもしれません。
 
 男の私にとって、女性の一人称小説を書くのは、なかなか骨の折れる作業です。もし、読者の皆さんに、女性がおられましたら、いろいろと教えてくださいね。
 
2009年04月12日(Sun) 01時58分 投稿者:hukichan ID:wU/a.fhM7o
ある人のお手伝いのためにふと立ち寄ったこのサイト。元々誰かさんの小説を読んでみよう等とは思いもよらず、ところが感想を書かれた部分だけを読んでみようと・・・その感想文に惹かされて・・・これは仕方がない。本編を少しだけと思い・・なんとあっという間に読破してました。また来ます。次回作楽しみにしてます。
2009年03月31日(Tue) 18時41分 投稿者:GIONMARO ID:44v3wTwsQs
ほお、なかなか出来ますねえ。何か昭和の初めにかけて行われた文体をかぎとってしまうのですが ・ ・ ・ ・ 、私は好きですよ。
何にしてもサムライさんのような腕前なら次回が楽しみになってきます。こういうサイトはくだらない物が多すぎますからな。ただ、見てくれる人はあまりいないかも知れない。語彙語法字面すべてにわたって程度が高すぎる。ファンタジーとやらいうやつを思い切り吉本ばなな乃至綿谷りさ言葉で書いてやったら喜ぶことでしょう。


■ 目次  ■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ