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作品名:タイムマシン稼働マネージャー 作者:Hei George

第40回   紀子との関係
帰宅してすぐにコンピュータが出してくれた食事をとった。食後、
”コンピューターかたずけて!“
と言うとすべての食後の用具、調味料やテーブルや椅子もかたずけられた。
”コンピューター。小さなテーブルと時間局の秘密保持ファイルを出してくれ。“
そうすると丸いテーブルと透明な椅子が二つ出てきた。
“じゃあ。秘密を守る必要のあるものを講義するからしばらく聞いてくれよ。何から話そうかな?まず君はタイムマシンで過去に行った時に時間を超える秘密は誰にも話さないように言われたよね。”
”覚えてなーい。“
紀子は、やや甘ったれた声を出す
“病気がひどい時なので覚えてないか?”
と思いながら秘密堅持の話を話そうとすると、紀子の顔がすぐ近くにある。少し逃げると追いかけてきた。
“ちょっと。”
と言う隙に紀子は優喜の口に自分の口を押しあてた。優喜の頭がしびれ、なんとも言えない薔薇の匂いがした。紀子はその手を優喜の首に回す。優喜は実はキスの経験が無い。女性に免疫がないので、いい匂いと口に押し寄せてくる優しい粘膜の感覚が、しびれた脳をいっそうしびれさせた。
紀子はそのまま口を優喜の首筋に持ってきて首の回りを舐め始めた。しびれた脳は快感に代わり、下半身が硬直してきた。それを察した紀子は、手を下半身に持ってきて優しくもんでいる。優喜の何かが爆発した。そのまま紀子を押し倒す。そして優喜から生まれて2度目のキスを荒々しくした。そして紀子の服を脱がす。この辺は完全に男の本能で突き進んでいる。紀子にとって下手な服の脱がし方だったが自分からもさりげなく脱ぐのを手伝う。優喜の手は紀子の乳房をつかむ。優喜の右手には紀子の柔らかな左の乳房が触れる。やや荒かったので、紀子は、
“優しくしてね。”
と言った。優喜は、ふと我に返ったが、もう優喜には抑制はきかなかった。優しく左の乳房をもんでいると、時々触れていた乳頭が、しだいに硬くなっているのを感じる。そうすると優喜の下半身はますます興奮して収まりがつかなくなっている。本能的に優喜は右手を紀子の膣周辺にもっていきそこに自分のペニスを入れようとした。しかしうまくいかない。
”もう少し下よ。“
と言って、紀子は優喜のペニスを紀子の膣の中に誘導する。
優喜にとって初めての経験が体全体によぎる。頭がピンクになり体全体が喜びに包まれる。そして紀子の奥に自分の一部が入って行くのを感じた瞬間ペニスの先から熱いものが飛び出した。
優喜は自分の陰部が爆発したかと思った。
射精した優喜は急激に冷めていく自分に気ずき、
“とんでもないことをしてしまった。”
と思った。しかし紀子はそう思う暇も与えなかった。
“私まだ全然満足してないわよ。”
と言って又優喜の唇、首筋、乳頭を舐めていく。優喜は再び夢の世界へと追いやられた。
紀子の口は縮んだペニスをくわえこんだ。
その快感で優喜のペニスは復活した。
”やっぱり優喜さんは若いわね。若いっていいわね。“
とても年下の女の子の言うセリフではない。
そのまま紀子は優喜の体に馬乗りになって再びペニスを膣の中に押し込んだ。
もう優喜の心も体も引き返すことはできなかった。

翌朝、優喜と紀子はエアーベッドで一緒に寝て、時間局まで一緒に出かけた。
“今日は、12人の送り込んだ人間が帰ってくる日だ。タイムマシンマネージャーとしての仕事がある。紀子さんは記憶科学研究所で働いていてくれ。夕方には研究所に行けると思うから。”
“あら。紀子でいいわよ。優喜さん。いやゆうーき!”
真っ赤になりながら記憶科学研究所前で紀子を下した。そのまま時間局に行きタイムマシンの前に座った。
丁度9時に全員が来れるように設定してある。つまり、3000年前は光が輝いているサークルの中に入ると1日中戻ってくるようにできるが、戻ってくる時間は朝9時ちょうどに設定してあるのだ。


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