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作品名:タイムマシン稼働マネージャー 作者:Hei George

第33回   携帯電話の録音
エアーカーの中で優喜は携帯電話のスイッチを入れた。カメハメ波ゲームの最中はずっと切っていたのだ。すると17件の電話が入っていた。古い順から聞いていく。
“戸田君か。時間局局長の山口だが大至急連絡してくれ。”
しばらくして、
”戸田君か?出ないようなので、とりあえず説明だけしておく。実は記憶を消す方法だが、国際特許委員会に特許申請をしていたのだが、全世界から記憶を消す方法を使いたいので許可を得たいとのことで1件当たり数百万の特許料での申し込みが相次いでいるんだ。それで受付の人物を雇いたいんだが、できれば君の身うちがいいんだが誰かいないかね?“
またしばらくして、
”戸田君か?山口だが、急ぐので、悪いんだけど君の身うちを調べたんだが、両親とも亡くなっているんだね。兄弟もいないし。そこで君の家を訪れた人から受付をしてくれる人を探したら、三島紀子さんがいてその人に電話すると君の奥さんになる約束をしている人だそうな。すぐに受付を頼んで了承してもらった。事後承諾になるが、奥さんになる人なら君も文句ないだろう?“
優喜は、
”別に結婚の約束なんかしてないのに、あの女め!“
と絶句してしまった。
ゆかりが、
“優喜さん。紀子さんと結婚の約束していたの?”
と聞いたので、
“君も見ていただろう。あの時から会ってはいないし、結婚の約束なんてしてないよ。”
と言った。
そして、とりあえず全部の電話を聞いてみた。
”戸田君。紀子さん優秀だね。てきぱきと仕事をしてくれている。契約料で30億の収入となったよ。また電話する。“
エアーカーに乗っているもの一同感嘆の声を上げた。
桜川が、
”戸田さんはそんなに金が入ってくるんだったら芸能界は無理なはずだね。“
“いや僕も今知ったんです。1億の契約はとてもうれしいですよ。
まだたくさん電話が入っているので聞いてもいいですか?”
“いやごめん。どうぞ聞いてくれ。”
”戸田君。山口です。紀子さん一人では手が足りないそうなので、紀子さんの手伝いに彼女のお母さんを雇ってほしいとの申し出が紀子さんからあったので紀子さんのお母さん三島陽子さんも雇うことにした。この話も事後承諾になるが、紀子さんが認めてくれたのでいいだろう?時間局の受け付けも少しは落ち着いてくる傾向にあるからね。今まではほんとにパニックだったよ。係長も手伝ってくれているからね。“
またしばらくして、
”戸田君。私の権限で、時間局内に株式会社を立ち上げたからね。契約料が100億を突破した。社長は君で副社長は紀子さん。私と係長が専務で陽子さんが社員という形にした。一応、局長室の一角に株式会社が入る形になったからね。もし建物を建てたかったら明日来て建てる計画を立ててもいいよ。君が社長で今からは君が決めればいい。“
エアーカーの中のメンバーは再び感嘆の声を上げる。
戸田は困っている。突然大金持ちになったのだ。
まだ電話は入っている。
”戸田君。私だ。山口だ。係長の山田さんが時間局を辞めて株式会社のみに専念したいんだそうだ。君が来てから話をする予定だったが、とても間に合わなくてね。山田さんを副社長にしてもうすべての仕事を任せてしまったから、後は山田さんから連絡を受けてくれ。私は専務より顧問として請け負うから。顧問料は月100万でいいから。尚、山田さんの給料は月200万と決めさせてもらった。君の給料は月1000万だからその位いいだろう。紀子さんも200万、陽子さんは取り合えず30万でやってもらってるが、山田さんと私ですべての機械には低周波ブロック装置が今までは付いているのだが、私の以前からの研究ではコバルトを当ててあるソフトを使うと、うまい具合にブロックが取れるので低周波が出るようになる。それを長時間使用すると再び低周波ブロックがかかるように発明した。これをインターネットで販売している商売も併用したからそのソフトの購入で、確実に月、数100億は収入があると思う。給料のことは君が来てまた見直してもいいが、最低でも今の給料は補償して欲しい。とにかく私は今から自分の職務に戻るから山田さんに任せるからな。“
”戸田さん。私です。山田です。副社長の権限でアルバイトを10人雇いました。インターネットのメールや電話による申し込みがひっきりなしにやってくるのです。最初は日本からだけだったのですが、世界中からきはじめたので山口所長以外に英語ができるのは私しかいないので、10人ほど英語のできる人を雇いました。時給1万と言うことで雇いましたのですぐ応募者は集まり、一応落ち着きを取り戻しました。とにかく早いご連絡をお待ちします。“
優喜はすぐにでも電話をしようかと思ったが、やはり思い直して全部を聞くことにした。
“戸田さん。山田です。時間局に迷惑をかけているので、とりあえず仮屋を空きビルに移しました。山口所長は実質的な経営は手を引いたので忙しくてたまりません。私の後輩にまだ45歳になってもヒラの人がいるんですが、その男を誘っていいですか?時間がないので20分待ったら私の権限で入れます。間に合えばすぐ連絡ください。”
優喜は時間を見るとこれが1時間前であった。そこでさらに電話を聞く。
“戸田さん。山田です。塩美優太郎と言う私の後輩を入れました。彼は一応月給120万円で雇いました。待遇は部長をやってもらいます。彼と話し合ってあと10人アルバイトに来てもらうことにしました。フランス語やスペイン語、ロシア語が必要だからです。だいたいは英語で通じるのですがどうしても通じない人がたまに出てくるのです。戸田さんが来てから正規の社員にしてもいいと思いますがとりあえずはアルバイトを募集します。”
“優喜さん。ごめんね。紀子です。嘘を言ったので、心苦しいんですけど、私この会社すごく儲かるので驚いているの。本当にごめんなさい。私を辞めさせないでね。今まで忙しくて、それと恐ろしくて電話しなかったけど山田さんから電話番号聞いて陰でこっそり電話してるの。お願い。私普通の社員でいいから雇ってね。”
その電話を聞いて優喜は少しは怒りの炎が少しはおさまってきた。しかし何100億と、収入のある会社が空恐ろしくなっている。
次の電話を聞いた。
“戸田さん。塩見です。塩美優太郎です。山田係長いや今はこの会社の副社長から私を部長にしていただいて感謝しています。TMの戸田さんが社長だそうで一応挨拶の電話を入れました。私は時間局で特に実績のないまま過ごしていたのでこのようなポストをいただいて感謝しています。私の給料は月40万くらいだったのでこのような高い給料をいただいて本当にうれしく思っています。私はTMと言う部署は知らないのですが、山田係長いや副社長からは秘密と言われているので聞きません。とにかく社長私をよろしくお願いします。頑張ります。”
塩見の電話を聞いてるとき東京の200階建ての200階にある桜川の事務所に着いた。


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