悟空が潜水艦に乗りこむとコンピューターが話しかける。 ”この乗り物はたこ型の乗り物で、8本の足に着いた多数の吸盤は相手を吸いつけます。吸いついた相手を岩にたたきつけると相手に50ダメージを与えます。また足でたたくと10のダメージを与えます。墨を吐くと全体が見えなくなりピンチの時に移動できます。また銃口から銃が打てます。しかし1発あたるとダメージは1です。あのシャーク(鮫)兄弟をしとめるには各々200ダメージが必要です。貴方がやられかけたら相棒の2人にもたこ型の潜水艦に乗ってサメと戦ってもらいます。危なくなったら危険ボタンを押してください。そうすると2人ともお食事を中断して出てきてもらいますから。尚、あなたは300ダメージまでの攻撃に耐えられますが8本脚を食いちぎられ本体を噛まれたらあなたの負けです。“ と言い。後は巨大たこ型潜水艦の操縦の仕方を教えてくれた。 チチとミドリは各々潜水艦に乗りこんだ。潜水艦のコンピューターが話しかける。操縦の仕方を教えた後、 “この潜水艦は特殊合金でできた鮫型の乗り物です。鋭い歯はなんでもかみちぎることができます。また水中銃で相手を打つことができます。しかしダメージは1です。体当たりで30のダメージを与えられます。怪物ダコより鮫の方が素速く設計されています。300のダメージを与えるか、8本の足全部を食いちぎり本体に噛みつけば巨大タコは死んでしまい、竜宮城の平和は保たれるのです。ちなみに悟空さんは料理を食べすぎて眠っています。あなた達が巨大タコに負ければゲームオーバーになります。目が覚めたらもう1台の鮫型潜水艦に乗って加勢をしてもらいますから、それまで2人で頑張ってください。あなた達は各々ダメージ200で敗北となります。” と言うのを聞いて、 “優喜には迷惑をかけず、ここは2人で勝負をしよう。” と思うのであった。 岩陰から巨大タコが出てくると鮫2匹はすぐに襲いかかった。足に噛みつこうとするのを見て素早い攻撃に思わずタコは銃を2発狙って打った。2発とも各々命中して動きが一瞬止まった。そこで1匹の鮫を吸盤で捕まえようとしたが素早く逃げた。 “あのタコも銃が積んであるのね。本物のタコじゃないのね。” チチが言った。チチとミドリ2人の間は無線で話せる。 ”動作が鈍そうなので両側から同時に攻めたがよさそうね。両方から銃を撃って当たったところで両側から同時に噛みつくわよ。“ ミドリが言う。言った言葉はそのまま観衆に伝わる。 悟空は鮫が同時に銃を撃ってきたのでびっくりした。 “相手も鮫型の潜水艦なのか?もしかするとあれはチチ達なのでは?” 一瞬そういう考えが頭をもたげたが、銃の攻撃を2発食い、動作が止まったすきに2方向から2本の足を食いちぎられてしまった。そのまま、また次を食われようとしたので墨を吐いた。あたり1面が真っ暗になり何も見えなくなった。観衆も画面が真っ暗になり何も見えなかった。真っ暗な中でガガーンと音がした。観衆たちは何が起こったかと画面を見ると画面には “巨大タコがチチの鮫を捕まえて岩にたたきつけました。” と説明が出てきた。悟空が手探りで1匹の鮫を吸盤でつかんで岩にたたきつけたのだ。チチは突然真っ暗になり何かに引っ張り上げられたかと思うと岩にぶつけられて何が何だか分からなかった。“ 少しずつ真っ暗さが明けてきたら岩の横に転がっている自分に気がついた。すぐ操縦を始めたが二たびタコの足が伸びてきて吸いつけて岩にたたきつけようとした。その足をかすかに見えてきた暗闇の中をミドリが足を食いちぎる。食いちぎった足よりチチは一瞬の速さで2回目の岩にぶつけられた。今度はチチも素早く操縦しタコとの距離を保った。相手の攻撃が分かってきたので銃の撃ちあい程度でお互い距離を取り、銃にも当たらなくなってきた。3者とも戦いなれているのでたまに1ダメージの銃にあたる程度で接近戦は避けていた。 “チチ聞いてる。3回連発してまた足を食いちぎるわよ。” ミドリが言った。 “わかった。3回打つのね。” 両端に分かれて銃を撃つ。1発、2発、3発目を打った時、巨大タコが墨を吐いてまた真っ暗になった。そのままチチの方角にあたりをつけていたらしく吸盤が吸い付いてきた。チチは周囲をサメの歯でめくらめっぽう食いつく。うまい具合に隣の足を食いちぎったが、別の足にたたかれてさらに岩にたたきつけられた。もう一発岩にたたきつけられたら、自分はやられてしまう。 “ミドリ。私また60ダメージを食っちゃった。あとは任せたわ。コンピューター悟空には連絡がつかないの?” ”王子様に連絡をつなぎます。“ “はいこちら海の王子ですが、どうしました。” “私はやられそうなので、何とか悟空にも出動してもらいたいんですが?” “解りました。乙姫様に頼んで悟空さんに出動してもらいます。” チチが遠くに、離れたので巨大ダコは俄然攻勢を強めてきた。残りの4本をうまく使ってミドリを鞭のようにたたいてくる。3回、4回と叩かれてふらふらになったところを吸盤につかまって岩にたたきつけられた。さらに叩いてこようとするとき、ミドリに気を取られていて後ろから逃げてたチチが、1本の足に噛みつき噛み切った。足が3本になった優喜はバランスが悪くなりふらふらするので、 “これは危ない。” と思い危険ボタンを押した。そうすると乙姫様から、 “お二人に巨大タコに乗って出動してもらいます。” と返事が来たが、2匹の鮫にとってこのチャンスを逃すはずがなかった。両方からさらに襲いかかって2本の足を食いちぎった。1本の足で2匹に10ずつダメージを与えたが、1本の足では動くことができない。動くことができないので無茶苦茶に銃を撃つ。シャーク兄弟は、 ”相手は1本足で動くことができないわよ。2,3発銃にあたってもよいから両方から攻め込んで一気に決着をつけるわよ。“ と言って突っ込んできた。悟空絶体絶命である。誰か一人がやられるとゲームオーバーとなる。
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