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作品名:10歳年上の女性 作者:大五京

第5回   5
とりあえず喫茶店に入った

僕は紅茶、彼女はケーキを頼んだ

初めて会ったような感じは一切しなかった

何故かはしらないけど、一緒にいると凄く落ち着く

このあいだ旅行に行った時のお土産を渡した

「はぃこれ、携帯ストラップ。」

受け取った彼女の笑顔は凄く嬉しそうだった

その後ブラブラ店を見て周った

「そろそろ帰らないといけないんじゃない?」

彼女の子供が家に帰ってくるくらいの時間だったから、僕は気になった

「そうだね・・・そろそろ帰らないと、最後にお茶だけ飲んで帰ろ。」

また喫茶店に入った

学校とかに女の子はいたし、一緒に話す機会はあったけど

ここまで一緒にいて落ち着く人は初めてだった

時間が経つのは早かった、帰る時間がやってきた

「また今度一緒にご飯でも食べようね。」彼女が素敵な笑顔で言う

「うん、また話したいね・・・。」複雑な心境で僕は言った

「じゃあ・・・またね・・・」急にどこか寂しそうな感じで彼女が手を差し出してきた

手を合わせ、「うん、また電話するよ。」僕も寂しそうに言った

彼女が人ごみに消えるのを見届け

僕も電車に乗った

会わなければよかったな・・・

一目惚れしてしまったんだと思う

一目惚れって言っても今までチャットや電話で話してたからってのもあっただろうけど

明日学校休みたいな・・・帰りの電車でそうつぶやいた


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