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作品名:畦道 作者:rogu

第6回   私の初恋
私の初恋。
久しぶりに見ていた「耳をすませば」初恋の想いで、
もう長く封印された、私の初恋のひとコマ、
想い出すことも気にすることもなく、時間を悪戯に生きてきた。
それが「耳をすませば」を見ているときに蘇えり、初恋の想い出が走馬灯のように回って、
あの日の思い出の頁を開いてくれた。
楽しい想いでの一時とドラマを交差させながら垣間見た二時間、
涙の代わりに想い出がこぼれた瞬間でした。
(私の初恋)

あの耳をすませばように  
あこがれから始まる
運命の出会は私に合ったのだろうか 
自問してみた

ないな・・・
初恋は経験したけど
いま考えるとストーリーのない私の初恋
好きだったけど
あそこまで一途に走る事もなく
一夏で終えた想いで

訪れた夏休みで出会い
蝉しぐれのなかで遊び楽しんだ一時も
向日葵の落下で終り
コバルトブルーの海に沈んでいった
私の想いで

短い・・・余りにも短い
一夏の恋
独り苦悩を味わいながら
互いの思いと夢を語る事もなく終わった
私の初恋

もう訪れる事のない初恋
一冊の絵本。


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