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作品名:見えない城 作者:ながいみち

第14回   14
「あっ・・あのぉ・・」

「どうぞ、緊張しないで。」

平柳はいつもと変わりなく愛美に話しかけ、

「よく来てくれたね、来てくれないかもしれないと思ったよ」と、笑顔で重くのしかかる愛美をリラックスさせてくれた。

「あっ!いえ、その・・・何か・・・と思って・・・」

と、愛美は平柳に応えようとすると、

「ちょっと待っててね、最後のメールを送るから、そこに掛けてて。」

やはり平柳は仕事をしていた。
必ず、報告はその日の内にまとめて送る几帳面な性格だと院内でも評判だった。

「はい!ゆっくりでいいですから!私待ってますから!」

愛美は椅子に腰掛け半分空いたカーテンから外を眺めた。
やはり愛美の部屋とは室内プランが違っていた。シングルだがベッドはセミダブルで応接セットもある。
既に口にしたのだろう、空いた缶ビールが2本あった。

「あっ、愛美ちゃん、よかったら冷蔵庫から好きな物選んで飲んでいいからね!もう直ぐ終わるから。」

「はい」

愛美は間を埋める為に冷蔵庫を開けた。
中にはビール、ハーフシャンパン、冷酒、ジュース、ウーロン茶などがあり、珍しくカットフルーツも入っていた。

「やっぱり、違うんだよねぇ・・」と、思いながらウーロン茶を取り出し、テーブルの上にあるグラスに注いだ。緊張のあまり喉が渇いていた。

3〜4口飲むと、後ろからバスローブに包まれた平柳の腕がすーっと、愛美を包み込むように抱きしめられた。

「ぅ・・ぐっほ・・」
愛美は少しむせながらビックリして固くなった。

「ごめんね、びっくりした?・・・あまりに愛おしく感じちゃって・・」
平柳は冷蔵庫からもう一本缶ビールを取り出し栓を開け一気に飲んだ。

「いえ!あのぉ・・・」愛美はどう応えて良いのか分からず下を向いた。

「愛美ちゃんはどうして看護師になったの?」
平柳はビールを飲みながら聞いた。

愛美は少し冷静さを取り戻し父親のこと、母親のことを話した。

「そう・・・かぁ」

平柳は何も言わず腰掛けた椅子から立ち上がりベッドに横たわった。

ノートパソコンの周辺がやけに明るく照らされているものの、部屋全体はトーンダウンされており落ち着いた雰囲気だった。





「愛美ちゃん・・・おいで・・・」

平柳は愛美をよんだ。
「えっ・・・やっぱり!・・・でも・・・どうしよう・・・いいのかなぁ・・・」

愛美が迷っていると平柳が優しく肩を抱いた。

「大丈夫緊張しないで。私は愛美ちゃんとセックスしようなんて考えてないから。ただ抱きしめたいだけ・・・」

平柳はそういうと、優しく愛美を引き寄せベッドに横たわった。

愛美は平柳のその言葉に心を決めた。
私・・・部長が好き。でもその気持ちは父親像と同じに思ってた・・・。でも・・違うって今気付いた・・・。

愛美はバスローブを羽織っただけの平柳の腕に抱かれていた。
優しく包まれていると緊張していた身体がすーっとほどけ心地よい気持ちになった。

「愛美ちゃんの身体・・小さいね・・」

平柳から漏れる言葉一つひとつが普段とは違って感じた。
愛美は黙ったままじっと抱かれていた。

平柳もシャワーを浴びたようで同じシャンプーの香りがした。
バスローブの紐の結び目が愛美のお腹に当たるので愛美が少し腰をずらすと、

「あっ、ごめんね・・・」そう言うと平柳は紐を外した。

閉めていたバスローブが少しはだけた。
愛美は動揺を隠せず目を反らした。

このまま何も無く終わるはずが無い・・でももし何も無く終わったらそれも悲しい・・・。愛美は頭の中で走馬灯のように巡った。

平柳は部屋の明かりをもう少し下げ、ベッドの中に愛美を抱き入れ優しく抱きしめた。
愛美は先ほどのような緊張感はなく、初めての経験を全て平柳に任せる覚悟ができた。

平柳はとにかく優しかった。愛美が少しでも嫌がるような素振りがあればコトを止めるつもりでいた。
それだけ愛美に対して愛おしく大事にしたいと思っていたからだ。しかし理性は50を過ぎた男にも止めることはできない。だが悲しい思いだけはさせたくなかった。なぜなら部屋に入ってきた時から処女だと気付いていたからである。

肌蹴たバスローブを平柳はベッドの下に脱ぎ捨てた。
そして優しく愛美の唇にキスをした。触れるくらいそっと・・・。
そして閉じてる右瞼にもした。次に左瞼にも・・・。
平柳の右手は愛美のブラウスのボタンを外していた。

「大丈夫・・だから・・痛くしないから・・」

愛美は少しうなずくと、平柳の背中に腕を回した。
そして回しきれない、ほどよく筋肉のついた背中に愛美の手は初めて触れ平柳の暖かさを感じていた。
ブラウスのボタンが全部外されると真新しいピンクのブラが現れた。平柳はその胸に顔をそっと埋め
「愛美ちゃんの香りがする・・・」と言い、右手を愛美の背中に回し、フックを親指と中指でつまんで外した。愛美もさりげなく背中を反り上げた。

「こんなに簡単に外れるの・・・」って、愛美は思った。

ブラの締りが急に外れると心の鍵も外れた。

平柳はブラの肩紐を少し下げた。

そしてまた胸に顔を埋めた。

今度はさっきと違う・・・。

愛美のブラはずれ、平柳は優しく愛美の乳房にキスした。

回した愛美の腕は少し力が入り平柳を抱きしめていた。

愛美の上に覆いかぶさるようになっていたがそんなに苦しくない。

もう一度平柳が顔を上げると愛美に聞いた。

「いい・・ね・・」
愛美はうなずいた。

平柳の身体の重みが伝わってきた。それと同時に愛美の下半身に固く当たるモノがあった。

平柳は愛美の右の乳首を口に含め右手でもう一つ乳房を優しく揉んだ。

愛美は初めて快感の入り口にいた。
「あっ・・・・」

漏れる吐息に平柳のモノも形をなしてきた。

平柳は愛美にキスをしながらブラウスとブラを脱がせた。
舌の絡まる平柳のキスに愛美の気は遠のいていった。

上半身裸になった愛美を見つめて・・
「愛美ちゃん・・綺麗・・」と、平柳は呟いた。

愛美は恥ずかしそうに・・
「胸・・・小さいしぃ・・・・」そう応えると

「そんなこと無いよ、可愛いおっぱい、綺麗だよ」と、キスすると首筋から乳房に掛けて優しく愛撫した。

愛美はこれが愛されることなんだ・・・と、初めての幸せを感じた。
しかし、愛されるにはまだまだ先がある。

平柳はファスナーを下げ愛美のスカートを脱がせた。
同時に、ベッドカバーも矧ぎ二人の身体が露になった。さすがに恥ずかしく感じたが平柳のリードで愛美も全身で愛を表現しようと思った。

平柳の右手が愛美のパンティのソコに触れた。
愛美は少しビクッ!としたが、平柳のしっとりするくらいのキスとパンティの上からなぞられるクリ・・の刺激で全身に電流のような快感が走った。

「あっ・・ぁ・・・」

思わず漏れる愛美の声に平柳も感情を抑えきれずキスする速度が速まっていった。

平柳は愛美のパンティに顔を埋め両手で下げた。
そして恥ずかしげに足を閉じ横に向きを変えようとする愛美の茂みに顔を近づけ、指でそっとクリ・・を撫でた。直接触れる快感に愛美は両手を広げベッドのシーツを掴んだ。

平柳は愛美の喘ぐ可愛らしい声を聞きながら、そっとクリ・・を口に含み舌で転がし吸い付いたりした。

愛美は全てが初めてのことでされるがまま、女の階段を登っていった。

そしてその舌は愛美の聖地の入り口に達し、手は愛美の乳房を揉んでいた。

愛美にとってこの行為だけでも十分すぎるほど女の喜びを感じていた。しかし、終盤はこれからだった。

平柳は愛美が十分熟れたことを感じるとそっと身体を起こし、愛美の顔に自分の顔を近づけた。

「愛美ちゃんの・・お・・・こ、綺麗・・・素敵だよ・・」と、小声でそっと告げると、中指をそっと愛美の聖地へ入れた。

「痛くない?・・・」

平柳がそっと言った・・。

「うん・・」

愛美も答えた。

平柳の指は愛美の聖地の奥へと何かを求めるかのように滑り込んだ。
「あっ・・・・」

愛美の声が漏れた。今までに無い快感・・・。愛美はどうしてよいか分からず恥ずかしさがこみ上げた。

「いいんだよ、我慢しなくて・・・気持ちよかったらそう言って・・私も愛美ちゃんが感じてくれると嬉しいから・・・」

そう言うと、愛美の感じる部分が分かるかのように滑り込ませた指をこすり始めた。
愛美は身体がビクビクし、平柳の背中にしがみついた。

「でちゃぅ・・・・・どうしよう・・・」

愛美は女の快感の絶頂を味わう寸前にいた。

「愛美ちゃん・・・いいよ・・・そのまま・・・」

愛美は快感を抑えることができず、感じるまま平柳に身を任せた。
頭は真っ白になり体は張り詰め、聖地は麻痺した。

初めて・・・イクことを知った瞬間だった。
ぐったりした愛美を見つめて、

「気持ちよかった?・・・・」と平柳が聞いた。

「うん・・・お・・こが出ちゃう感じだった・・・」

「そうかぁ・・・、愛美ちゃんそれは愛されたっていう絶頂感なんだよ。イケタってことかな・・」

平柳はそっと愛美に言うとキスした。
まだ、愛美の身体はビクついていた。

愛美の横で平柳は愛美の髪の毛をそっと撫でながらそうつぶやいた。

すると平柳はそっと愛美の腕を取り、堅く反りだったモノをあてがった。

「あっ・・・」
愛美は平柳の顔を見上げた。

「いいぃ?」
平柳は愛美の身体の上になり自分のモノをそっと愛美の聖地に当てた。

とうとう愛美が女になる瞬間だ。
程よく濡れた聖地には何の障害もなかった。
平柳のモノの先端が少し聖地に挿入された。
そして徐々に押し込まれた。

「あっ・・・」

愛美はさっきの指の感触とは違うことを初めて認識した。

小柄な愛美の聖地に挿入されるにはやはり時間がかかると思ったのだろう。平柳は十分すぎるほど時間をかけた。

愛美が痛みを感じるようでは辛さを与えてしまう・・・できるだけゆっくり・・ゆっくり・・・身体全体を愛撫しほとばしるほどの愛液を導いた。

「愛美ちゃん・・・・」

平柳のモノが聖地の奥地にたどり着いた。

そこには未知に溢れた快感があった。

平柳はゆっくり腰を動かした。動かすと同時に愛美の聖地では様々な感覚が繰り広げられた。

平柳と愛美の手は十字架のようにしっかり握られ初めてのセックスが終盤を迎えようとしていた。

平柳はベッドの袖机に置いてあるティッシュを3、4枚取った。激しく動かす腰がすーっと浮いた。

それと同時に平柳のモノが瞬間的にティッシュに覆われた。平柳は数秒ビクビクし、そっと愛美の隣へ横たわった。

愛美は最後の瞬間を悟った。

平柳はしばらくじっとしていた。そんな平柳を見つめながら愛美はそっと彼の胸に腕を回し寄り添った。

生まれたままの姿・・・愛し合ったままの姿・・・愛美にとって恥ずかしさより愛しさで一杯だった。

「愛美ちゃん・・・私は幸せ者だよ・・・君のような可愛い子と愛せて。本当によかったのかなぁ・・」

「先生!そんなこと言わないでください!私・・・初めてだったけど・・・後悔してないし・・それに先生だからこうなったこと、よかったって思ってる・・・。」

「そうかぁ・・そう言ってくれると嬉しいよぉ。こんなおじさんでも恋ってするんだなぁ・・・」

愛美はじっと目を閉じている平柳の唇に自分からキスした。

平柳は潰れるくらい愛美を抱きしめた。


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