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作品名:ごまだんごとPC 作者:あい

第1回   はじめまして!
久しぶりに日記を書いてみました。

国家試験に合格して、結婚も決まって、
これから人生バラ色!って時期に今の会社に入社しました。

あれから2年半・・・。
私の人生は今輝いてる、と思う。多分。

でも、あの頃思い描いていた自分はどこにもいない。

結婚が決まって、望みどおりの仕事について、
かけがえのないものを手に入れた。

最初は自覚がなかったけど、
気がついたら、いつも彼のことで頭がいっぱいだった。

その感情に押しつぶされる毎日を、これから綴ろう。

7月2日 
◇朝◇

じめじめしててやな感じ。
今朝は何度も深呼吸した。
緊張をほぐすためのふかーい呼吸
会社に行きたくなくても月曜日は必ずくるのだ。

気合いを入れて会社に向かい、到着!
彼は来てるかな・・・

喫煙室にいつもの時間にサボりに行くと、彼が同僚に囲まれていた。

「焼けたねー」
「タバコのパッケージがかっこいいね」
彼はハネムーンから帰ってきて、みんなにお土産を渡していた。

私にも、いつもとかわらない挨拶

ああ、やっぱりこないだのメールは気の迷いだったんだ

彼が私を、なんてありえない

落ち込んでる場合じゃない!
自分の席に戻って業務開始!
書類をバシバシ振り分けていたら
ふわっといい香りがした。

「お疲れ様」
彼だった

時間が止まったように感じた
彼は表情を変えずに私に
なんだかよくわからない可愛い包み紙を渡した

彼はセキュリティでこの部屋に入れないはずなのになぜ

「一人じゃ出れないから、ドアまでお願い」
私は私のセキュリティカードでドアをあけてあげた
丁度人が入ってきたから本当は必要なかったけど

しばらくして彼からメールが

「会社用のお土産渡すの忘れた、暇な時に休憩室にきてもらえる?」

本当はいつになく超多い仕事量で、抜け出すのはかなり無理があったけど、

会いたかったからすぐに返信した。

「さすが気配りさん!時間はいつでもいいですよ(^-^)」

もっと可愛い事言えないかなー、自分

「了解、ありがとう、では11時半に」


◇ランチから定時◇

彼に会う前に片付けたい仕事が山積み!
5分前に行く予定だったのに
出る直前にえらーい人に簡単な仕事を頼まれた

「早めにね」
ウィンクしてんなよ、あーたいい年でしょ

でも笑顔な私、あーやだやだ

ダッシュで休憩室についたら彼も今来たみたい。

「どうだった?先週、もうストレス溜まってない?」
「アハハ、なんとか頑張りました」
向きあってお喋りしてるから彼の目を直視、できない。
恥ずかしい
だって先週あたしあなたが好きですって言ったよね?
でも彼はじーっと私の目を見てくる

あなたは一体どうしたいのー!!
結局あたしは逃げ出した
「めずらしく仕事が忙しくて」
とかいいながら
こんな時イイ女はどんな態度をとるのかしら

まだちょっと喋りたりないような彼を置いて私は逃げ出した

ランチ中の妄想、このままじゃ嫌われる→絶対無理

彼にビジネスライクにメールを送った

「お土産ありがとうございます(^o^)/すごくいい香り。仕事頑張って下さいねー」的な

すぐに返信が!

「つまらないもので申し訳ないね、気に入ってくれてホッとしたよ」

ヤバイ、伝わってないかも
でもこれ以上は迷惑かもしれないからしばらく我慢!

・・・。我慢し続けて、休憩室に行く勇気もなく、
後一時間で定時だ。

このままじゃヤダ!

そう思いつつ休憩室にいくと、

ナナナント!

彼がいたのだ

私のイケナイ恋心を唯一ぶちまけているオジサマと一緒に彼は一服中!

きまずー。

でも笑顔。

さすが元キャバ嬢。

ってだれも褒めてないか。

いつものノリでお邪魔しまーすって感じで二人の輪に入っていった。

・・・。

気のせいじゃない、みんなでの楽しいお喋りのはずなのに、
彼はコチラを見ない。

相槌を打つときにチラッと見るだけ

私、もうあなたを好きでいたらだめ
ですか・・・。



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