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作品名:ココロの傷。 作者:maru

第4回   4
サークルの男の子達は私にも気さくに話しかけてくれた。

でも私は、もう小学生のころからロクに男の人と話をしたことがなかったから

どんなふうに接していいかわからなかった。

「私、昔すごく太っててずっと男の子と口きいてなかったからうまく話せないんだ〜。」って笑って言えればよかったのかもしれないけれど

『太ってたってことがバレたら、みんなに嫌われる』って思ってた私はそれを隠して必死で普通に振る舞った。

でも、本当は全然普通になんて振る舞えてなかった。かえって不自然でプライドの高い女みたいになっていたんだ。

初めて彼氏ができた時も「前はどんな人と付き合ってたの?」なんて聞かれて
「そんなのどうだっていいじゃん。」と慌てて答えた。

素直に「私、いままで誰とも付き合ったことがないんです。」って言えなかったんだ。

昔太ってたことを知ったら、嫌われてしまうと思ったから・・・。

身体は、ダイエットを頑張ればそれなりに痩せて変身することができる。

でもココロがそれについていってなかった。

急に男の子とうまく話することはできないし、かと言って過去の太っていた時のことも離せないし・・・。

結局、大好きだった初めての彼はそんな私から離れていったんだ・・・。


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