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作品名:『おっちょこちょい』 作者:hiro

第4回   スベリ知らず
『アイススケートデビュー』

友人何人かとアイススケート場に行った。
みんなスイスイ滑って楽しそー。
靴を履き替えいざリンクへ。
一人一人リンクへ向かって消えていく。
取り残される私。

立つコトさえ出来ない。
私は手すりに助けられ、へっぴり腰、腰砕け状態でやっとつかまり立ちが出来た。

そこへインストラクターらしきイケメンが微笑みながらやってくるではないか。ドキドキ

腰砕け状態でも色気づいているから困ったものだ。


「初めて?歩くコトから練習しようか。手を繋いでいるから大丈夫だよ。一周回れば滑れるようになるから。」何てお優しいお言葉。

(そっか。しっかり手を握り合い見つめながら歩けば滑れるのかー。)

「大丈夫?}
「はい!お願いします」

彼は私の目の前に来て両手をギュッと握りしめた。んふ。

しかし、

まるで、たった今、立ったばかりの人間の赤ちゃんに歩行を教えてもらっているような錯覚は気のせい?
(おいちにぃ、おいちにぃ)

ヨチヨチ、一周、二周、三周。滑れるどころかまだ一人で立つコトも出来ない。
いったい後どれだけ歩行の練習をすれば滑れるのだろう?


彼は無口になってるし・・・・・
あきれてメンドクサそうだし・・・・


えっ?


リンクの真ん中に置き去りにしたまま振り向きもせず去って行く彼。



まってぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




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