Mちゃんの勤めている課は生鮮課。 肉、魚、野菜など生鮮の出荷にあたる日々。
ある日、出荷する時間ギリギリに荷物が届いた。 急がなくては飛行機が出てしまう。
しかしドライアイスが足りない。(生モノだからドライアイスは必需品)
「M!早く取って来い!!」
Mちゃんは急いで5キロのドライアイスを取りに走った。 いつもは運搬用のカートで運ぶのだが焦って急いでる為、素手で持ち現場に戻った。
どうにかこうにか出荷に間に合い ほっとした頃 Mちゃんの指先に異変が。指先がどんどん どんどん 白くなっていく。
最初Mちゃんはそれを面白がってみんなに見せていたが だんだん ジンジンしてきて もう我慢できないほどの痛みに達した。
『凍傷』である。
Mちゃんは大泣き。
「誰か 病院に連れて 行ってやれ!!」
その話を聞いた隣の課のイケメンキラーTちゃん。 心配してMちゃんの帰りを待っていた。 7時ごろまで待ったが来ないので直帰したんだろうと思い帰宅。
帰宅後30分ほどして ドアがノックされた。
そこに立っていたのは 10本の指、1本、1本に 包帯を巻かれたMちゃんだった。
イケメンキラーTちゃんは心配もぶっ飛び笑い転げた。
「Tちゃん、一生に一度のお願いがあるの。」
「何?」
「髪の毛、洗って!!」
その後イケメンキラーTちゃんは 一生に一度のお願いを 何度も聞いていた。
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