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作品名:『おっちょこちょい』 作者:hiro

第12回   Mお嬢様、凍傷になる
 
 Mちゃんの勤めている課は生鮮課。
 肉、魚、野菜など生鮮の出荷にあたる日々。

ある日、出荷する時間ギリギリに荷物が届いた。
急がなくては飛行機が出てしまう。

しかしドライアイスが足りない。(生モノだからドライアイスは必需品)

「M!早く取って来い!!」

Mちゃんは急いで5キロのドライアイスを取りに走った。
いつもは運搬用のカートで運ぶのだが焦って急いでる為、素手で持ち現場に戻った。

どうにかこうにか出荷に間に合い ほっとした頃
Mちゃんの指先に異変が。指先がどんどん どんどん 白くなっていく。 

最初Mちゃんはそれを面白がってみんなに見せていたが
だんだん ジンジンしてきて もう我慢できないほどの痛みに達した。

『凍傷』である。

Mちゃんは大泣き。

「誰か 病院に連れて 行ってやれ!!」

その話を聞いた隣の課のイケメンキラーTちゃん。
心配してMちゃんの帰りを待っていた。
7時ごろまで待ったが来ないので直帰したんだろうと思い帰宅。

帰宅後30分ほどして
ドアがノックされた。

そこに立っていたのは
10本の指、1本、1本に
包帯を巻かれたMちゃんだった。

イケメンキラーTちゃんは心配もぶっ飛び笑い転げた。


「Tちゃん、一生に一度のお願いがあるの。」

「何?」

「髪の毛、洗って!!」


 その後イケメンキラーTちゃんは
 一生に一度のお願いを
 何度も聞いていた。










































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