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作品名:吾輩は犬でござぁます 作者:syuru

第2回   夏見との夜
「エリカ、露骨じゃん」と割って入った剛はテーブルの下で一男の足を蹴った。
「だってしょうがないじゃん」
 唇をとんがらせたエリカの顔を一男はじっと見たが、同じ高校だったとはいえ見た記憶がなかった。
 その横でもう一人の夏見という女の子がくすっと笑った。
 夏見はよその高校からちゃんと受験勉強をして東都大学に入学し、エスカレーターで上がったエリカより、五、見た目では十、偏差値が高かった。
「飲み会なんかやってていいんですか?」
 夏見が一男に聞いた。
「毎日机にかじりついていても疲れちゃうからさ、たまには息抜きも必要かなと思って」
 剛はもう一度一男の足を蹴った。
 しかし、一男の冗談もこれが最後だった。
 一男以外の三人は同じテニスサークルに入っていた。
 話題は自ずとその話になり、次第に一男だけが一人蚊帳の外になっていった。
 たまに夏見が気を効かせて「一男さんはテニスはしないんですか?」と声を掛けてくれるだけで、エリカに限っては一男のことを途中から“慶応ボーイ”と呼び、話の輪の中に入っていけなく暇そうにしている一男を見ると「よっ、慶応ボーイ、元気だしなよ」と言って茶化した。
 そして、エリカがテニスサークルの友達と海外留学するという話になったとき、十八歳の一男が実は酒癖が悪かったことが判明した。
「何が海外留学だよ。
 勉強する気なんかこれっぽっちもないくせに。
 履歴書に“海外留学三カ月 ”って書きたいだけだろ。
 どうせ金髪の男に尻を嘗められて帰ってくるのがおちなんだから」
 カルピスハイを飲んで少し頬を赤く染めていたエリカが一男の顔を正面から見て言った。「慶応ボーイ、感じ悪ーい」
 なにおっ、と言う前に、一男は枝豆の殻が入っていた皿をエリカに投げつけた。
 エリカは頭から枝豆の殻だらけになり、床に落ちた皿は割れた。
「ヤダーッ、なにー、これーっ!」
 エリカの涙が混じった声に店内は騒然とした。
「私帰るっ!!」
 立ち上がったエリカの髪に絡みついた枝豆の殻をとってあげながら剛は「カズっ、やりすぎだよ」と言って「とりあえずここは払っといてくれ、また今度返すから」と二人で店を出ていった。
 店員が何事かと駆けつけると、夏見は「すいません」と言って割れた皿のかけらを拾い、一男は、ブツブツと独言を言いながらコップに入ったビールを飲み続けた。

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 駅前のコンビニは、電車が到着したばかりか、会社帰りと見られるサラリーマンやOL達で混み合っていた。
 水色のユニフォームを着た二人の店員はレジで客を裁いていた。
 通路に他の店員がいないのを確認すると、一男は油性マジックの“極太”とマンガ雑誌を手にとってレジに向かった。
 レジの前には三人の人が待っていて、三人ともかごの中にカップラーメンだとか、缶ビールだとか、生理用ナプキンだとかを山盛り入れていたので、一男は列を外れるとマンガ雑誌をもとあった場所に戻し、コンビニを出た。

 いつもいる場所にジョンはいなかった。
 門扉の向こうには、主のいない犬小屋がひっそりと置かれていた。
 一男は門扉にもたれ、しばらく玄関の横のガラス戸に写るジョンのシルエットを見ていたが、中から物音が聞こえてきたので、マジックにキャップを被せると、廊下の蛍光灯の傘に向け思いっきり投げつけた。

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(だめだ、なんにもやる気がしねえ。
 やっぱり欝病じゃねえかな。
 おっ? ドアの向こうに誰かいるじゃねえか。
 あっ、また一男の野郎だな。
 あいつだけは絶対に許せねえ。
 俺様の自慢の金髪をこんなふうにしやがって。
 それも、俺達のことがたまらなく嫌いだからって、あんなへっぴり腰で刈られると、よけいに腹が立つんだよ。
 いっちょう吠えてやろうか)
「・・・・・・・」
(だめだ、声が出ねえよ。
 腹がたってんのになんでなんだろ?
 あっ、ご主人様が来た)
「ジョンちゃん、かわいそうにねえ。
 恐くて眠れないのよね。
 明日また違う病院に連れていってあげますからね。犬の精神科医の権威なんだって。今日予約入れといたからね」
 その時、ガシャン、と何かが壊れるような音がした。
(一男の野郎だ。
 あの野郎また何かしやがったな)
「何かしら?」
 島田さんの奥さんが廊下に出てみると、プラスチックの蛍光灯の傘が粉々になって散らばっており、その脇に黒のマジックが落ちていた。
 向かいの家を見ると、玄関の扉の横の部屋の灯が点いていた。
「やっぱり、あの子だわ」
 島田さんの奥さんは一人ごちると、床に落ちていたマジックを、犬小屋の中に敷いてあった昨日までジョンの蒲団だった薄手の毛布を手にして大事に拾い上げた。

          7
「廊下の蛍光灯の傘が割られてたんだって」
 一男がリビングに入っていくと、典子が食パンをかじりながら言った。
「俺が帰ってきたときにはもう割れてたよ」
「あらそうなの」
「何か食べるものある?」
「食パンでいい?」
「うん」
 典子は食パンを手に持ったまま、リビングとつながっているキッチンに行き、トースターの中に食パンを入れタイマーをひねった。
「昨日は剛君と?」
「うん」
「どう、学生さんは楽しそうだったでしょ」
「べつに」
「どうするの?」
「わからない」
「お父さんがああ言ってくれてるんだからさあ・・」
「考えとく」
 トースターが、チン、と鳴った。

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(どこかにかわいこちゃんはいねえかなあ。
 いるわけねえか。
 ここは病院だし、おまけに精神科だからな。
 みんな何か今にも死にそうな顔してるもんな、と言ってる俺も同じなんだけどな。
 それにしても、動物の精神科って何なんだろな。
 俺達の言葉も分からないのに、顔色だけで判断できんのかな。
 連れてきてもらって言うのも何だけど、案外いい加減じゃねのかなあ。
 あっ、亀じゃねえか。
 精神の病んでる亀っているのかよ。
 一万年も生きなきゃいけないのに、ちょっとしたことでくよくよしていて大丈夫なのかよ。
 でも、俺がご主人様に飼われてきたときなんて、動物病院なんてなかったもんな。
 死んでいく奴はそのまま死んでいったもんな。
 どうして人間は俺達にこんなに優しくしてくれるんだ。
 たくさんいる生き物の中で、他の生き物が絶滅する恐れがあるからって手を差し伸べてくれるのは人間だけだからな。
 確かに牛や豚や俺達の仲間もどこかよその国では食べられてるみたいだけど、人間世界ってのは弱肉強食っていう感じはしないよな。どちらかと言えば、我ながらかっこいい言葉だと思うけど“共存”だよな。
 仲良くしていこうね、そんな感じだからな。同じ人間にそういう人がいなくなったのかな。
 子供の数がどんどん減ってきてるって何かで聞いたことはあるけど、俺達はその代替品なのかなあ。
 どうして子供を生まなくなったんだろうな。何か人間様にはそれなりのご事情があるんだろうけど、あの亀を連れている女性だって、派手な格好はしてるけどまだ若いはずだぞ。あの人もこの先子供は作らず、亀と一緒に生きていくのかな。
 そういえば、ご主人様にも明夫というおぼっちゃまがいたはずだよな。何年か前に急に姿を見なくなったけど、どこ行っちゃったんだろうな。毎朝、ご飯を盛った小さなお茶碗を高い台に乗せてチーンて鐘の音を鳴らして確か「明夫ちゃん」て言ってるはずなんだけどそれと何か関係があるのかなあ・・・)

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「なんで家になんか電話したんだ!!
 恥かいたじゃねえかっ!」
「いえ、すぐに連絡させてもらったほうがいいかと・・・」
 いつものアルバイトと思われる店員が、いつもながら無表情で答えた。
「だったら後で電話しくれだとかいくらでも言い方があるだろっ!」
 一男の荒げた声を聞きつけたのか、カウンターの中のビデオテープがぎっしりと詰まったスライド式の棚が開くと男が一人出てきた。
「何かございましたでしょうか?」
 男の胸の名札には“店長”と書かれていた。
 おたくのミスで俺が迷惑を・・・、と一男が言いかけたとき「すいません、面接受けにきたんすけど」と声がして、見ると、耳と鼻にピアスをして髪を赤く染めた一男と同じ歳くらいの少年が立っていた。
「じゃあ、こちらに入ってください」
 店長は少年を自分のほうに手招きすると、一男のほうを見て「すいません。ちょっと失礼いたします」と言って、少年と棚の奥に消えていった。
「ビデオはどうされますか?」
 カウンターの下から、赤い字で『早くだして』のタイトルの向こうで裸の女が恍惚の表情を浮かべているビデオのパッケージを出してきた。
「もういらないよっ。
 見る気なくしちゃったよ」
「そうですか」
 珍しく、残念そうな表情をみせた店員がパッケージをカウンターの下に戻そうとしたとき「あっ、やっぱり、借りるよ」と一男は言った。
「ありがとうございます。
 300円になります」
 ビデオテープを通いのケースに入れた店員は顔に笑みを浮かべて一男に渡した。
「一週間だよな」
「いえ。
 新作なんで、2泊3日になります」
「なんでだよっ。
 同じビデオじゃねえかっ!!」

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「いい加減変えていけば」と典子に言われ、渋々、一男からもらったネクタイを一週間ぶりに他のものと換えて竹男が出ていった朝、4日延泊した『早くだして』を枕元に置いて寝ていた一男は、メールの着信音で目を覚ました。
〈今夜飲みにいきませんか?〉
 夏見からだった。

 女性との待ち合わせは、小学校の集団登校以来だった。
 夏見からの電話の後、「今週中に必ず、予備校に通うか働くか結論を出すから」と典子に頭を下げまくりやっと借りた一万円を握ってユニクロへ行き、千円のTシャツと千五百円の綿パンを買った。
 夏見が手を振ってこっちに近づいてきた。
 一男は心臓が破裂するかと思った。
 待ち合わせの場所から五分ほど歩いて夏見が選んだ店は、入り口には名前の知らない大きな犬の等身大の置物が置いてあり、少し薄暗い店内には若い男女のカップルばかりが三組テーブルについていた。
 夏見は常連らしく、注文を取りに来た女性の店員と親しそうに何かを話し「カズ君、飲みもの何にする?」と急に聞いてきたので、慌てて一男は、この間の件があったので「ウーロン茶で」と答えた。
「勉強はかどってますか?」
「まあまあ。
 まだ先も長いし、焦ってもしょうがないから」
 ウーロン茶と、何かピンク色の飲みものが運ばれてきた。
「今日はお酒は飲まないんですか?」
「うん。
 また荒れちゃうとやばいから」
「大丈夫ですよ。
 私はエリカと違って、枝豆の殻を投げつけられたら、怒って帰らずに、その場で殴りますから」
 夏見とは結びつかない言葉に一男は笑ってしまった。
「意外と恐いんだ」
「嘘です、冗談です。
 私だったら、その場でうずくまって泣いちゃいます」
 口元に笑みを浮かべて二人の会話を聞いていた店員に夏見はメニューも見ずに食べ物の注文をした。
「よく来るの?」
 乾杯をしながら一男は聞いた。
「ええ。
 雰囲気がすごく好きだし、料理も美味しいし、そんなに値段も高くないし。
 あっ、そうだ、カズ君はワンちゃんは好きですか?」
 大っ嫌いなんだ、と言いそうになって「うん、好きだよ。あんまり大きいのは苦手だけど」と普段ほとんど使っていない脳味噌が気を効かせた。
「ほんとですか。
 私すごい好きなんです」
 夏見は大きな瞳を輝かせた。
「この店も犬を基調とした店なんですよ」
 一男はウーロン茶の入っているグラスに犬の絵が描かれてあるのを確認した。持ち上げてコースターを見るとそこにも犬の絵が、そうか玄関の犬の置物もその一つなのかと思っているとどこからか犬の、くーんと言う鳴き声が聞こえてきたような気がした。
 音の出所を探ったが、わからなかったので、犬の鳴き声のBGMでも流れているんだろうと自分を納得させた。
「私、家でも飼ってるんです」
「へーっ、名前はなんて言うの?」
「リリー。
 ヨークシャーテリアの雌なんです」
 どんな犬なのか想像もつかなかったが「かわいいねえ」と一男は答えた。
「カズ君とこは飼ってないの?」
「うん。
 でも母親は好きみたいで、二年前にわざわざ、ペットの飼える今のマンションに引っ越してきたんだ」
「本当ですか!?」
 夏見は大きな瞳を更に大きく輝かせた。
「いつか飼う予定とかあるんですか?」
「わからない。
 世話だとか大変みたいだし、俺そういうの余り好きじゃないから押しつけられると嫌なんで、できたら飼わないでほしいと思ってるけど」
「そんなことないですって。
 すごく可愛いし、何か嫌なことがあったときとか、寂しいときなんかは話し相手になってくれますから」
 夏見ちゃん以外の女性が言っていたら思いっきり反論してんだろうなと一男は思った。
「私、あの子がいないと一人では住めないと思いますよ」
「あれっ、一人で住んでんの?」
「言いませんでしたっけ」
「初めて聞いたよ」
「岩手県なんです。
 田舎もんでしょ」
「そんなことないよ」
 店員が「マグロのカルパッチョです」と置いた皿の上の生まれて初めて見た何か赤い魚の切り身みたいなものを自分の皿に乗せ、すぐに口へ運ぼうと箸を上げたとき、一男はその赤い身をズボンの上に落としてしまった。
 あっ、と言ってテーブルの上のおしぼりで慌てて拭くと「大丈夫ですか」と言って夏見は自分のおしぼりを差し出してくれ、初めて、その冷たい氷のような指に触れた。

 やっと、浮いていた足が店の床についたとき、一男はウーロン茶をカールスバーグに代えた。
「で、大学って楽しい?」
 ベトナム風生春巻を頬張りながら一男は夏見に聞いた。
「楽しいですよ」
「本当に?」
「どうしてですか?」
「たまに、こんな毎日馬鹿みたいに勉強していて大学に入って、もし楽しくなかったらどうしようかなって思うんだ」
「本当に楽しいですよ」
「毎日?」
「毎日ってことはないですけど、まあ、大体は」
「無理して楽しんでるってことはない?」
「それはないと思うんですけど・・」
「せっかく苦労して入ったんだから、楽しまなくちゃ損だ。そんなに大して楽しくないことでも無理矢理楽しいことにしてしまえってことない?」
「ええ・・・」と夏見は、チョー辛っ四川風麻婆豆腐を口にしながら答えたが、一男の目がこの間エリカに枝豆の殻の入った器を投げつけたときの目になっているのに気づき、ベトナム風生春巻がいつ飛んできてもいいように、取り替えてもらったおしぼりに手をおいた。
「そうか・・」と言った一男が右手を上げた瞬間、夏見は身構えた。
 しかし、一男は通りがかった店員に「すいません、青島ビールください」と言い、もう一度夏見の顔を見た。
「そんなに楽しいことがいっぱいあるんならあいつに分けてあげれば良かったんだなあ。 そしたら、あいつも石なんか投げなくて良かったんだよ」
「それ、どういう意味ですか?」
「ううん、何もない、ひとりごと。
 俺さ、プレッシャーかなあ、時々もう大学なんか諦めて働こうかなって思うときあるんだ」
「それはそれでいいと私は思いますよ。
 大学を出てサラリーマンになるだけが人生じゃないと思うし、そんな人ばかりじゃ世の中おもしろくもなんともないですもんね」

 夏見がデザートのおしるこを食べ終えたとき、「カズ君、怒んないでね」と、サントリーモルツを飲みながら真っ赤な顔をしている一男に言った。
「何が?」
「この間エリカが話していた留学の話しなんだけど、一緒に行く予定だった友達が急にいけなくなっちゃって、そのかわりに、私、エリカと一緒に行くことにしたの」
「あっそうなの」
「怒んないの?」
「どうして?」
「だって、この間、そんな上っ面だけの留学なんかして何になるってエリカに枝豆の殻の入った器投げつけたじゃない」
「夏美ちゃんはちゃんとまじめに勉強してくると思うから」
「本当に?」
「うん。
 どれくらい行ってくるの?」
「一カ月だけ。
 留学って言うのは大袈裟で、ホームステイって言うのが本当は正解なんです」
「気をつけていってきてね」
 一男はかなりビールがまわってきて、少し眠そうに言った。
「で、カズ君ね、お願いがあるんだけど・・」
「なに?」
「さっき話したリリーのことなんだんけど、私がいない間、預かっていてほしいの」
「へっ!?」
 気のせいか、また、犬のクーンという鳴き声が聞こえたような気がした。
「私、知り合いがこっちには全然いないし、友達もマンションに住んでいる子ばかりなんで」
「いいよ」
「ほんと?」
 夏見は目をウルウルして言った。

 女の子と腕を組んだのは、小学校のフォークダンス以来だった。
 このまま時よ止まれ、一男は真剣にそう思った。
「で、夏美ちゃん、いつから行くの?」
「明日からなんです」
「えっ!?
 じゃあ、犬はどうすんの?」
「今持って来てるんです」
 言った夏見は、手に持っていたピンク色のバスケットを開けると、クーンと言ってリリーちゃんが出てきた。
「ギャーーーーッ」
 夜の戸張が降りた繁華街に、一男の叫び声がこだました。
         
「可愛いわね」
 リリーを自分の子供のようにして抱いている典子の横で、一男は、リリーの入ったバスケットをなるべく自分の体に近づけないように手をほとんど水平にして家まで帰ってきたため筋肉痛になった腕をもみほぐしていた。
「で、いつまでなの?」
「一カ月」
「自分で面倒見なさいよ」
「そんな嫌がらせやめてよ
 俺が犬嫌いなの知ってるくせに」
「それなら、預かってこなけりゃ良かったのよ」
「だってしょうがないじゃん。
 困ってたんだから」
「鼻の下伸ばして、安請け合いしてくるからよ」
「頼むよ」
「わかったわ。
 その代わり、今朝言ったこと、明日じゅうにカタをつけなさいよ」
「そんなぁ・・」
「いやならいいのよ」
 抱いていたリリーを典子は一男に差し出した。


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