20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
 ■ 目次へ

作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第66回   ハード・ナックル
俺は杉山に
「後のこともあるので、全員連れて着いてきて欲しい」と伝えると次に野上に
「付いてこい」と言うとランドクルーザーに向かって歩き出した俺の横を、由衣が付いてきて車に乗り込んできた。
「お前を付いてくるな、祐二の来るまで来い」と、由衣に言うと
「私のせいで、こんな騒ぎになっているんだから最後まで関わりたいから」と言う
「それは違う、俺とのが身の騒ぎだよこれは、」
「何でも良いから、この車に乗るのもう離れる気はないの、あんたが何を言おうと無駄よ」
此処で言い争っていても仕方がないので、
「しょうがない、向こうも1人乗せているから、こっちも乗って貰うかウエイト替わりに」
「なに、私は重りなの酷〜い」と、怒った顔を、しながら車に乗り込んだ。
俺も乗り込み、シートベルトをしながら
「ちょっと待ってろみんな心配しているから」と言うと無線機のマイクスイッチを入れた。
「この周波数を聞いている皆さん7K4DGIの、竹内と言います。新年早々大変お騒がせいたしましたご勘弁下さい。先程手配していた車を止め女性を無傷で救出、出来ました。協力いただきありがとうございます。」と、言うとスイッチを切った。
すると大勢の人の声が流れてきた。
一段落するまで聞いていて少なくなったところで、もう一度スイッチを入れ
「みなさん、聞いてやって下さい未だこれからバトルをしなきゃいけないので宜しく、由衣そのまま喋って」と、いって俺は黙り込んだ。
「私は、朝見由衣と言います、皆さん今日はお騒がせして申し訳ありませんでした。皆さんの協力で何とかこうして戻ることが出来ましたどうもありがとうございました。」と言葉をきったその後に続いて俺が、
「こうして無事に救出出来ました本当にありがとうございましたそれから安田さん聞いてますかそこに協力してくれた人達のログありますか」
「了解、こっちにあるぞ、」
「ではこの後そこにその人達を集めるのは何ですから今から連絡を取って何処かファミレス貸しきって下さい」
「了解、何とかする。頑張れよそれから由衣ちゃんを離すなよ」
「了解、ありがとう、杉山さん聞いてる行くよ付いてきて」
「了解、判った行くよ」
「7K4DCI,竹内さんきいてますか、山田です、封鎖完了です」
「山田さん、ありがとうございます」
「7K4DCI、竹内さんおめでとう」
「由衣ちゃん、良かったね」
「竹内さん、気を付けて」などのメッセージがドンドン入ってくるあまりにうるさいので無線機の電源を切った。
5・6個のコーナーを戻った所で道路封鎖している奴らの車が見えてきた。
スピードを上げずにその道に入っていった。
入ると、直ぐに車を止め、その後ろに付いてきていた野上の車は、俺の横に止まりシートベルトを外しているのを、みて俺もベルトを外し車から降りた。
野上が俺の向かって、
「本当にこの道で良いんだな、後であや付けてくるなよ」
「その言葉はそのまま返してやる、その上で今度負けたらお前二度と俺の前に現れるなその時はお前本当に殺すぞ」と言うと
「それは俺も同じだ、お前のせいで俺の仲間が何人怪我したと思ってんだ。それにフェラーリは廃車だったよそのお礼にお前の女に何かしなきゃいけないなと思いね」
「お前が、勝手に仕掛けてきたんだろ、俺たちの知ったことか」
「何にしても、こっちも引っ込みが付かないから始末を付けないと」
「とにかく、もうこの業界から、俺の視界から消えろ」
「お前もな大体何を考えてんだよそんな10年も15年も前の車持って来て、馬鹿にするのもいい加減にしろ、そんなので勝てると思っているのか」
「言いたいのはそれだけか、じゃ、そろそろ行くとするか」と言っているところに、後ろから車を降りてきた祐二と杉山がやってきた。
「祐二、スターター頼むぞ」と言うと、車に乗り込んだ。
祐二は、道路の端に立ち
「判りました、」と、大きな声で答え準備が終わるのを待って、
「おい、お前、準備良いか」と、聞くと
「いつでも、良いぜ」と言い返す
「竹内さん、準備良いですか」
「いつでもどうぞ」と言う
「5秒前から行きます」


← 前の回  次の回 → ■ 目次

■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 142