祐二と多恵に、指示を出しステンレスの大皿に盛り付けをして貰い。 由衣と俺で、有頭海老やローストビーフを焼き茶碗蒸しを作り最後に雑煮を作り、みんなで手分けしてメインテントに運んだ。 俺達の分は重箱2セットに、詰めた物をキッチンに置いてある。 これで、今日はもう何もしなくても良いのだ。 「今日はこれで終わりだよお疲れさま、それからこれを持って行って」と、重箱を渡す。 「お疲れさまでした、今日これから何するの」と由衣が訪ねると 「今日は何処にも行かないですよゆっくり過ごすつもりよ」と、多恵が言うと 「後で、遊びに来て私達も此処にいると思うから」と、由衣が言うと 「じゃ、暇だったら来るよ、それから、明日はどうするんですか」 「俺達は明日、スノボーに行くよ、あれ、前に言わなかったっけ」 「そうでしたか、多分聞いてないと思いますよ」 それから少し話しをして帰っていった。 俺と由衣は応接室にはいると二人で飲み始めた。 暫くすると、山田吾郎とれい子がやってきた。 「竹内さんいる」 「おう、吾郎さんどうした」 「挨拶だけでもと思い来ました」 「別にそんな事しなくても良いからゆっくりすれば良かったのに」 「とんでもないですよ、話しを聞いたら色々準備して貰ってありがとうございました」 「なんだよ、全部はなしちゃったの」 「済みません、問いつめられて」 「大体、普段の吾郎さん見ていたら、あんな気の利いた洒落た事しないのに、気が付きすぎなのよ」 「そうかそれでばれたわけね」 「しかし簡単にばれて参ったよ」 「れい子さんの観察眼の勝利だね」と由衣が言うと 「普段しないことするとバレバレなのよ、でもあの露天風呂は良かったよ」 「竹内さんあのシャンパンいいヤツでしょ幾ら位するの」 「一応、高いんじゃないかな」 「幾らするんですか」 「言ったら払ってくれる」 「何十万とか言わないわよね」 「もし言ったらどうする」 「そう言えば、この間飲んだシャンパンは凄く高かったよね」 「あああれね、あれは確か1本100万かな」 「じゃ、もう聞くの辞めよう」 「教えてあげるから、払って頂戴」 「いやだ聞きたくない」 「じゃ、いいよいわないけど」 「由衣ちゃん、100万のシャンパンって凄い美味しかったでしょう」 「私達じゃ、判らないわよ、あのクラスになったらもう判りません」 「そうなんだ」 「これは、俺が思うに在るレベルまで行くと、それ以上というのは希少性だったりする訳で本当に価格に見合った値段が付いているかどうか判らないですよ。」 「そうだ寝たしかに、マニアの価格みたいなものがあるから」 「まっ、そんな事で高い酒は、ネットオークションで一年かけて買い集めたから安かったけど」 「本当に、じゃあ幾らなんですか、」 「良いの言っちゃって」 「良いわよ」 「普通、販売価格13万5000円だったと思うけど」と、俺が言うと 「だろうと、思ったよ」 「凄い、それならもう少し噛みしめておけば良かった」と、れい子が言う 「そんなものですよ」 「少し呑んでいきますか」由衣が聞くと 「済みません、気を使わないで下さい」れい子が答えると由衣が 「良いじゃない別に用事なんか無いんだし」と言う 「飲めよ、それともなにかい俺の高級な酒は口に合わないってか」 「そんな事無いよ」 「じゃ飲んで行け」と無理矢理進めた。 その時間から飲み始め夕方には出来上がっていた。 俺は眠くて眠くて仕方ないので前のドライビングシートの後ろのベットに転がった。
暫く寝ていたら、由衣が起こしに来て 「また雪が振ってきたよ。風邪引くからあっちに戻ろう」 「あっ、今何時と聞くと」 「今5時少し廻ったところだよどうしたの何かあるの」 「別に何もないけど、真っ暗だから時間も判らないし未だ眠いし」 「じゃ応接室行って寝ましょう」 「そうしよう」と、起きあがると窓の外が見えた。 大粒の牡丹雪が音を立てながら降っていた。 「すげ降ってきたなガンガン積もるんじゃないのかな」 「そうだね、明日スキー場に行けるかな」 「そんなに積もらないでしょう」 「判らないよ」 「絶対に行ってやるよ間違いなく任せろ」 「本当に、」 「大丈夫」 「たのむよ〜〜う」 戻ると、何だか喉が渇いてきたのでビールを出してくるとまた飲み始めてしまった。 「真、また呑んでるのどうしようかな私も呑もうかな」 「さっきあんまり呑んでなかったようだったから、呑めばいいじゃん」 「そうしよのものも」とつまみを持って来た。 飲み始めて30分するとオーナーと奥さん祐二と多恵がやってきた。
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