10時半を、廻ったので祐二にお湯を沸かし蕎麦を茹でるように言い、多恵にそばつゆを温め長ネギを切るように指示し俺と由衣は天ぷらを揚げる50本の海老を揚げ50個のかき揚げをあげ終わったのは11時20分を廻っていた。 その時間からもう一度みんなが集まってきて年越しそばを食べ始めた。 俺達も、年越しそばを食べ祐二達と別れ由衣と二人でケミカルの入っている袋と、先程用意したシャンパンとグラスの入っているバケツを(今朝準備したものとは、別に準備した物)持ち、露天風呂に行く道にケミカルを割り光らせ目印を作っていったが、俺達は入らずに湯船の近くに雪を詰めたバケツにシャンパンを入れて置き戻ってきた。 戻ってくると、祐二を呼びだし 「祐二、今から言う事を良く聞いてくれ」 「はい」 「此処に有るシャンパンとグラスの、入ったバケツを持って露天風呂に行き、置いてきて欲しいんだけどそれと只置いて来るのでなく、そこにリングも入っているんだ、リングを雪玉の中に入れてそのバケツの横に置いてくるのを頼みたいんだけど」 「はい、わかりました、でも何処に露天風呂が有るんですか」 「みんなに判ったんじゃしょうがないので目印を置いてきては、あるがそれは駐車場の横に行くとキャンプ場の奥に行く道があるその道を辿っていくと駐車場からは、見えなくなるコーナーの先から露天風呂までケミカルの目印があるから、その通りに行けば着くそれから二人で行って来てくれないかな」 「判りました、お前達の分のシャンパンは用意してきたから頼むよそれからこのランタン持って行ってくれ戻ってくるときは、先にあったバケツとランタンは忘れずにじゃ頼んだぞ」 「ありがとうございます、じゃ行って来ます」 「祐二くん頑張ってね」と、由衣が送り出した。 戻ってきた由衣に、 「由衣、何を頑張るんだ」 「えっ、それは、道が悪いから気を付けて多恵をエスコートしてと言う意味よ」 「本当に」 「真は、なんだと思ったの」 「それは、言えません」 「真は、スケベだから変なこと考えたんでしょう」 「男はみんなスケベです」 「あっ、開き直った」 「別に開き直ったりしてないよ」 「それより、俺達は明日の昼にでも行くか今行ったら風邪ひちゃうから」 「そうね、そうしましょ」 「後は、水を積んで終わりだね」と、言った時メインテントの方から騒ぐ声が聞こえてきた。 俺は、時計を見ると丁度12時であった 「真、明けましておめでとうございます今年も宜しくおねがいします」 「こちらこそ、迷惑掛けるかも知れないけど宜しくお願いしますね」 「由衣、お前、少し寝てからだ休めていろ」 「本当は、眠くて我慢していたんだ何時くらいに起きればいい」 「そうだね、3時半くらいに出掛けるからそれに間に合うようにしといて」 「わかったは」 「じゃあ、俺はメインテントに行ってるから」 「えっ、一緒にいてくれるんじゃないの」 「居ても良いけど、寝るのに邪魔じゃない」 「そんな事無いけど用事があるなら仕方ないけど」 「わかったよ、ナイフでも研いでおくか」と、言いベットを作り寝る準備をすると、ナイフの入っているボックスを取り出しオイルストーンと砥石用のオイル出し暫く考え事をしていたが、キッチンに立ちおせちの用意を、しながら時間になるのを待った。
3時少し過ぎに、由衣は起き出し化粧を始めた。 俺は、タンクを持って水を汲みに行きついでに、ケミカルを回収してきた。 車に戻ると由比は準備が出来て待っていたので、直ぐにランドクルーザーに水を積みエンジンを掛けると、由衣が出てきてナビシートに座った。 車を出し山を登って行くと、途中で何度かスタックをするが何とか上の駐車場に着くことが出来た。 由衣を、車の中に残し、俺は降りてテントに行きストーブを3つ点けツーバーナーに火を点け水を入れた鍋をかけてから由衣を呼んだ。 「寒いね、此処で頑張って呑み物作れば良いのね」 「そうだけど、取り敢えずこれ呑む」と、ヒップフラスコに入ったラム酒を出すと 「今日は、何が入ってるの」 「ラム酒だよ、遭難しないように」 「そうなんだ」 「さぶ〜〜山の中で凍死するかと思ったよ」 「何でも良いけど今呑んだらなんにも出来なくなるから後で良いや」 「そうか、それじゃ、甘酒作れるか」 「出来るよ」 「じゃあたのむよ」 「それにしても、どうしてこんなにワイン持ってきてあるの」 「これか、後でホットワインを作るから」 「そうなんだ、」 「お礼間から甘酒に入れる生姜を下ろして置くから」 「お願いします」 保温できる水筒に少し甘めのホットワインを入れ準備して時計を見ると5時半であった、待って居ると程なくみんなが歩きで上がってきた。 ここに来た人達に、甘酒かホットワインを渡して体を温めて展望台まで行って貰う。 吾郎がやってきたので水筒を渡し地図を、2枚渡した。 これで後は、日の出を迎えてみんなが、もう一度通るのを待って温めておけばいい。 「由衣、車に戻って温まってろよ此処じゃ寒いから」 「真は、どうするの」 「別にすることもないから此処で誰か来るのを待ってるよ」 「判った寒くなったら来てよ、エンジンかけて置くから」と、言うと車に乗り込んでエンジンをかけた。 それから数時間後みんなは初日の出を見て降りてきて寒いから飲み物をくれと作って置いた物を全て呑んで下っていった。 俺は、一時間半かけて全てを片づけ積み込む前にテントも回収してきた。 その荷物を、積み込むときに由衣が目を覚まし手伝いに来た 車の中に積み込めない物はルーフデッキに積みキャンプ場に戻っていった。 戻ると荷物を降ろしキッチンカーに戻り食事の用意を始めた。 幾らもしないうちに祐二と多恵がやってきて 「竹内さん、何をやりますか」
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