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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第56回   スノー・ロード・バトル
翌日、目を覚ますと頭が重いいつ寝たのかも覚えていない。
「くそー、頭痛て〜由衣、鎮痛剤持って来てくれ、頼む」
「これで良いの」と、渡してくれペリエの栓を抜いて渡された。
「昨日何時くらいまで呑んでたんだ」
「多分4時半くらいだよ」
「それで、今が7時か寝たようで寝てないと言うことか由衣は寝たのか」
「真が、潰れちゃったからベットに出来なくてソファーのままで寝ちゃったから身体が痛いしもう最低」
「すまんね、悪かった」
「全く、しょうがないなでも仕方ないか、でもあんまり世話焼きすぎるのも程々にしてね」
「出来たらね」
「出来ないんでしょ」
「そうかも」
「馬鹿、本当に人が良いんだから」
「はははははは・・・・・・・程々にします」
「今日、餅つき有るんでしょ」
「その為に、昨日用意したんじゃないか」
「今日は、食事がないけど餅つき大会で食事替わりだから頑張って突いて貰わないとね」
「かなり大量に餅を作らないと駄目だな」
「餅米何キロあらってあるの」
「20「くらいかな」
「臼とか杵とか蒸し器はどうしてるの」
「このキャンプ場に置いてあるから昨日から用意してあるよ」
「何時くらいから取りかかるの」
「10時くらいから初めて11時くらいから突くかな」
「結構ハードだよ大丈夫」
「今晩というか明日の朝というかもうひと頑張りしないといけないんだ」
「こんどはだれ、」
「多分、今日ここに来るよ、俺の友達で山下吾郎と言うレストランオーナーだよ」
「相手の人は」
「それは教えてくれなかったんだけど何回か見たけど未だ話してないんだよ」
「その人がもうすぐ来るの」
「多分」
「今度は面倒なこと何もないんでしょう」
「もちろん、祐二みたいなこと度々あってもこっちが持たないよ」
と、言ってる内に山下吾郎がやってきた、俺は由衣にコーヒーを入れるように言うと応接室に招き入れた。
「竹内さん、由衣さんおめでとうございます、お構いなく」
「それで、彼女は行きますよね」
「はい、」
「初日の出の時は、気持ちだけ伝えた方が良いかなと思います」
「戻って来てからサプライズと言うのはどうですか」
「方法は、初日の出の時結婚して下さいと言って、喜ばせるけど渡すリングはこれですこれは昨日出掛けたときに、買ってきた安物だそれで帰ってくるが、身体は冷え切っているそこで露天風呂に行く」
「露天風呂ったって、その頃入っている人もいるでしょう。しかも男湯と女湯別々じゃあないですか。」
「所が、それがそうじゃあないんだな、誰も知らない混浴露天風呂があるんだよ、そこに行くにはこのケミカルの灯りにそって歩いて行けばある、そこの湯船の横にバケツに雪の入った物に、シャンパンが置いてあるグラスも当然置いてある、そのグラスの中に本物のリングが入ってる。その後は、君に任せる」
「シャンパングラスの中に入れたままシャンパンを注いで渡す」
「それも良いけど渡した時点でばれてしまう」
「じゃあ、どうしたら良いかな」
「めんどくさいな」と言うと由衣が
「そんな事言わずに何か教えてあげて」と、言う
「じゃあこんなのは、暫くシャンパンを飲むそして彼女に『納得いかない、』と言うんだ」
「それでどうする」
「彼女が『何が気に入らないの』と聞いてきたら『そのリングが気に入らないんだ、朝日を受けると余計に気に入らないからそのリング外してこっちにくれ』と言って受け取ってそこいらにある雪を取ってその中に埋め込みながらグラスの中から出して隠し持っていたリングと交換して安物の方はぽいするそれを持って、戻り『駄目か雪で洗った位じゃあ変わらないか』と言いながら、お湯で洗ってと『はい』と返す色も形も違うから気付くこれでどう」
「チョットきざかな」
「じゃあ、こんなのは」
「どんなのがあるの」
「やり方は、同じ受け取ったリングを見ている前で川の中に投げ捨てる、そしてそこいらの雪を集めててで固めながら戻ってその雪を温泉で溶かしながら『これは、俺と雪の神様と朝日の神様からのプレゼント』と言いながら彼女の手を取りはめてやるってのは」
「凄くきざだけど、良いかも」
「では、君のリング預けてくれ」と、言うと吾郎はリングを出した。
由衣に、リングを預かるように言い
「後のセッティングは任せろ」
「じゃあ頼むよ宜しく」と言うと立ち上がり出て行った。
入れ替わるように、祐二と多恵がやってきた。
「おはようございます」
「おはようどうしたんですか、今のは確かゴローのオーナーでしたよね」
「そうだけど、一寸した頼み事に来たんだ」
「それにしても昨日は済みませんでした、二日酔いじゃあなかったですか」
「それが、しっかり二日酔いだ、いつ寝たかも覚えてない、大体お前達が喜ばせ過ぎなんだよ」
「そんな事言ったって自分が呑んだんじゃない」と多恵が言い返してきた
「そうなんだけど、お前達があんまり驚かせるからだよ」
「済みませんでも、あれからあんなの味方したら二日酔いにも成りますよ、子供じゃないんですから気をつけて下さいね、」と話している時。多恵は、由衣の居る応接室に入っていった
「ばっかみたい、人のことをあんなに大喜びするなんて」と、独り言のように言うと由衣が、
「多恵、そこが真なのよ、自分の事みたいに、そして、子供みたいにはしゃぐでも良いじゃないのそう言う人居たって」
「悪くはないけど、私の周りにいなかったからあんなに人のことで必死になれる人居なかったから」
「真は、なぜだか知らないけど本当に人を信用するんだよねだから、簡単に利用されるんだけど利用されているのを判っていてやっている所もあるのよ、なんにも知らない顔して」
「竹内さんって変な人ね」
「だから、誰かが止めておかないと酷いことになりそうな気がするの」
「由衣がその役目を」
「そうだね」
「まるで大きな子供だね」と言ってるところに、俺と祐二が入っていくと俺の顔を見て余計に笑い出した。
「何が可笑しいんだよ」と、俺が聞くと
「良いじゃないビッグボーイあんまり迷惑掛けるなよ」多恵が、言う
「なんだそれ昨日の夜の話しか」
「そうじゃないけど、」と暫く笑っていた


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