サウナで暫く騒いでいたが俺の方は夕食に用意があるので後は他の者に任せキッチンカーに戻った。 真由美さんに頼み今夜も手を貸して貰い夕食が出来上がった頃にスキー組が帰って来たので、一気に夕食時間になだれ込んでいた。 食事が終わり、今度は俺達の時間であるがその頃になって祐二と多恵が 「竹内さん、お腹空いた食べて良いですか。」と、やって来た。 「おお、構わないよって言うか、今迄何してたんだ早く食べなよ」と、言うと自分達で取りに行った。 その間にオーナーと真由美さんと由衣に目配せして作戦開始の合図を出した。 多恵と祐二が食事を持って戻ってきた。 俺達が座っている隣りに二人で座り 「竹内さん、今日何していたんですか」と、多恵が聞いてきた。 「俺達かい、釣りに行ってきたよ結構大きいのを釣ってきたよ。今日の飲み会の時にその一部が出てくるよ」 「それって何ですか、余りお腹いっぱいにしない方が良いかな」 「それは、自分で判断して、未だ作ってないから美味しいかどうかは判らないし」 「由衣も釣ったの」 「もちろんよ、私のは二番目に大きいの釣ったのよ」 「私も行けば良かった」 「どうして」 「だって、いい男は居ないし寒いし」 「それって、祐二くんに悪くない」 「祐二くんは只の良い人だから、」と言う言葉を聞いて祐二に 「祐二、一寸話しが有るんだけど、悪いね、めし食ってるところを」 「はい、いいですよ」と言うので少し離れている空いている席に二人で座って 「祐二、明日の夜出掛けるんだろ、ちゃんと多恵に言ったのかそれからなんだあの言い草させといて良いのか」 「それが未だ、言ってないんですよ」 「何で、こんなに時間があったのに、どうして話しが出来ないんだ、気分良くないだろ、あんな事言われて黙ってるの可笑しいよ、しっかりしろよ男だろ」 「どうしたらいいのか判らないんですよ」 「ちゃんと申し込んでちゃんと断られるなら良いんじゃあないか、あきらめもつくし」と言ってるとオーナーがやってきて、 「何であんな事を、言うんだあの子」と、首を捻っている 「簡単なことですよ後で話します」 「祐二、ちゃんとしろ」というと三人で、戻っていく 元に戻ると、食事を続けた。
20分も雑談をしていたが、祐二は切り出そうとしないそこで 「おまえはっきりしろ、何だかムカツイて来たぞ」と祐二に言うと回りの人達が驚いて俺達の方を見る。 オーナーも、 「もう良いよ、それまで竹内さん済みませんでした、こいつにはもう無理ですよ、気にして貰ったけど仕方ないです」と、立ち上がり頭を下げた。 「オーナー頭を上げて下さい別に良いですよ、気にしないで下さい俺も諦めましたから」 「すまん、情けない」と、やりとりしていると他の者達が 「どうしたんですか、何をしてるんですか」と騒ぎ出した。 「別に大丈夫です、少し期待はずれだっただけだから」と、俺が言うと騒ぎが少し収まった。 と、言うと俺は由衣を連れキッチンカーに戻っていくと同時にオーナー夫妻も、キッチンテントを出てメインテントに消えていく残された祐二と多恵は、居所が無くなった様子でそこに座っている。 そこで俺がもう一度二人がいるところに戻り 「お前等いい加減にしろよ、何でオーナーが俺に頭を下げていたと思うんだ、祐二あれだけオーナーに期待させて置いて何も言わずに終わりか、黙って居ればいいのか、今回の事は全てお前のこれからに繋がると、俺は言ったはずだぞお前が何処の誰と付き合おうが知ったことではない、ハードルを上げられたからってもう駄目だとか好きな人がいるから駄目だとかくだらないことばかり言いやがって、オーナーの期待まで裏切りやがってもう此処に居ても合わせる顔がないだろう、荷物をまとめて帰れ今日中に」というと多恵が 「何でそんな話しになるの、祐二くんは此処に遊びに来てるんでしょう、それを何の権利があって、そんな事言うんですか」とその時俺を追いかけるように出てきた由衣は様子を見てオーナーの所に向かった。 「うるさい、お前が口出す事じゃあない、あんたがたは、遊びに来ていたって俺達は半分仕事なんだよ、何か有った時には直ぐ動ける用意をして来ているんだよ、来ている人間がみんな遊びに来ているのだったらこんなキャンプなんか出来るわけないだろう、それから多恵ちゃんあんた昔何があったか知らないけどいい加減にしてくれよ、 俺は由衣の友達だと思うから黙ってきたが、男を馬鹿にするのもいい加減にして貰いたい、どんなに可愛い顔をしていてもそんな態度を取る子は俺はぜったに許せない」と、言うと黙ってしまった。 「祐二、もう良いから帰れ居ても何もできないお前に用はない」と、言うとキッチンカーに戻っていった。 俺と入れ替わるようにオーナーが来て周りを見回して 「済まんね、くつろいで居る所悪いけどみんなメインテントの方に移動して此処4人にしてくれ無いか」と、言うとみんなゾロゾロと出て行った。 「祐二、真一に何と言われたんだ、」と聞くと俺に言われたことをそのまま伝えた 「それは、俺が考えていたことと同じだ、祐二に何か足りないお前が今後うちの店で働いて貰うにしろ自分で店を持つにしろそこが問題になってくる場所だよ、それから真一は口でそう言ってもお前に本当に帰れば良いと考えていないはずだぞ、自分達もう一度考えた方が良いと思うけど真一の言ったことが可笑しい納得できないと言うなら、俺が聞いてやるいつでも良いから言ってこい多恵ちゃんもそれで良いかな」と言うとメインテントに戻っていった。 由衣は、 「多恵少し考えた方が良いかも、自分中心じゃあいけないような気がする少し周りを見た方が良い気がする。」と、言うと立ち上がりキッチンカーに向かった。
由衣が戻ってくると俺達は、オーナーの車に乗り買い物に出掛けた。 先日、由衣の靴を買ったりウエアーを買った店に、向かったのである。 靴は、ザンバランのカティナシオGTXのバイオレットと、ソロのトレッキングクルーのソックスを買い、 次にキャンプ用品店に行きジェーンリバーのゼラノッツフィールドパーカーの赤、ジェーンリバーのシャツジャケット、トラウザース(パンツ)はジェーンリバーのアベパンツ、手袋はモンベルのネオプレーンフィッシンググローブ、帽子はジャックウルフスキンのマフキャップの赤を買い 次にデパートに行きジッポーのカイロをを2つ買い車に積み込みキャンプ場に戻っていった。
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