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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第51回   ラブ・トライアル
昨日の夜あれからオーナーと真由美にきちんと話し力になって貰うことにした。
その後オーナーはウイスキーを殆ど飲んでしまった。
眠い目を、擦りながら由衣の髪の毛を、優しくなでながら俺は、今日は大変な一日になりそうだと考えていた。
由衣は、目を覚まし
「真、おはよう」と、言うとキスをしてきた。
「おはよう」
「昨日、オーナー三と奥さんに話して良かったね少し気が楽になったでしょう」
「そうでもないかな、でもちゃんと判ってくれる人がいるとゆうことが良いよ」
「いずれにしても言って良かったと思うよ」
「そうだけど、ま,良いか起きようかっておい、待てよ、何でそのTシャツ来てるんだ、どこにあったんだよ」
「此処に来る前に真の所泊まった時に置いてあったの持って来ちゃった」
「聞いてないぞ」
「言ってないもん、良いじゃないTシャツくらい、それともなんか有った着ちゃいけない訳とか」
「そんなの無いけど、一寸驚いた」
「なにどうしたの、」由衣に言うことが出来なかったが、敬子が、よくパジャマ替わりに来ていたものだった。
「何でもないよ、一寸色っぽかったからドキッとしただけだよ」
「私これ着ないと色気無いかな」
「そんな事無いけど、壺ってのが有るじゃない例えば、見えるか見えないか位のミニスカート、浴衣で髪をアップにした時のおくれ髪とか由衣にそのTシャツはそうゆう効果があるのかもね」
「そんなの有るの、良く判らないけどまいっか」
「それより、今日の昼間、みんなはスキーに行くようだけどどうして行かないんだ」と、服を着替えながら由衣に聞くと
「私、スキー好きじゃないの」
「さぶっ、おやじギャグ真っ青くんのギャグだ凍死する」
「えっ、そんなつもりで言ってないもん」
「ぶははは」
「もう一度、スキーの日が有るから、俺と行くか」
「教えてくれるの」
「もちろん、まかせろ」と煙草に火を点けた。
「でも本当は、スノボーが覚えたいの」
「大丈夫、俺に任せれば直ぐに上達するから」
「じゃあお願いします」
「おう、任せろ」その後顔を洗いに行き戻ってくると祐二と多恵が来ていた。
「竹内さん、おはようございます」と二人並んで言う
「おはよう、」と言うと多恵は由衣と中に入っていった。
「竹内さん、昨日は済みませんでした。」
「祐二、オーナーも奥さんもお前に期待してるし俺もそうだ、メカとしての腕も確かに良い物を、持っているだけど、お前に足りない物がある、それはこれからお前が仕事をしていく上で絶対に、足りないものでお前が今なお気が付いていない、この休み中に見つけることだね。」
「教えて下さいよ、それって何ですか」
「それは自分で見つけないと意味無いし、人に頼るなよ」
「考えてみます。」
「そうしろ、それが出来た時に俺はお前に車の全てのチューンセッティングを頼む事にする」
「判りました」
「それから今日はどうするんだ」
「今日は、スキーに行きます」
「二人でか」
「一応そのつもりです」
「一応と言うのは何ですか多恵ちゃんを連れていって連れて帰って来ますって事か」
「はあ〜取り敢えず二人で行ってきます」
「めんどくさい奴だな、今日決めてこい、」
「そういわれても」
「しっかりしろよ、お前馬鹿にされてんだぞ、いつまでも舐められてんじゃないよ、期待しているぞ」
「頑張ってみます」
俺達も中に入り今日の予定を話し合いその後朝食の準備を始めた


朝食も、終わり祐二達は一度テントに戻り出掛けていく
俺達は、オーナー夫婦と記者達二人を、連れて管理釣り場に行くことにした。
俺は釣り道具をオーナーの車に積み込み
俺がドライバーズシート・由衣がナビシート・リアシートにオーナー夫婦記者達は自分の車で行く
管理釣り場に付くと由衣を車の後ろに呼ぶと上着を脱がせフリースのジャケットを着せメデの冬用のフィシングベストを着せた。
その、ベストのポケットにはルアーの入ったケースが入っている、そのベストは去年敬子が来ていたものだった。
筒の中から、ロッドを出しキャッチネットを持ち歩き出した。
他の4人は先に行き受付を済ませ、もう、釣り始めていた。
この時期、釣りをしている人は殆どいなかった
この釣り場で釣った魚は、持って帰るつもりである。
由衣が使うロッドにスプーンをセットし、投げ方と巻き方を実際にして見せもし釣れたらと言った時本当にヒットした。
その瞬間、
「こうやって竿を立てて」と、ロッドを立てフッキングした。
「乗ったら、リールをゆっくり巻いて寄せる絶対に慌てないでゆっくり」と、言いながら巻き寄せるとネットを使って掬い
「ほら釣れた簡単だろ」と言って由衣に魚を見せた釣れたのはレインボートラウトであった。
針を外し魚籠の中に入れると水の中に着け由衣にもう一度投げ方を教えた。
すると、3投目からちゃんと投げれるようになったので、俺はもう一本のロッドにスプーンを付け狙った場所に入れた。
由衣が5投目でも釣れないので、スプーンのカラーを少し明るい色に変えてやると渡し投げて貰うと巻き上げのスピードが少し速いので注意するとスピードを落とした途端に来た。
「由衣、竿を立てろグンと」と言うとその通りにするとフッキングした。
「由衣、後はライン切られ無いように、ゆっくりと巻いて」と、言うと巻き上げ始めた。
「やった、釣れた〜真釣れた、けど重たいよこんなの巻けなくなって来た」
「由衣、最後まで気を抜くなよでかいぞ」と由衣に近づき
「止めて、ジャンプするから」と、言うとジャンプした
「真、凄い魚のことが判るの」と言うのを無視して
「巻け、巻け」と、言いながらネットを掴むと魚を掬った
「キャッチ」掬った魚を由衣に見せると、飛び跳ねながら大喜びして廻る。
「これって、さっき真が釣った魚より大きいよね」
「そうだね、大きいね頑張ってもっと釣ってもっと大きいのが居るから」
「判った、」
「今度は負けへんで」


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