「ごめん私のわがままなの、本当はこの電話もしないで行こうと思っていたんだ。 でもどうしても、最後に声が聞きたくなって、それで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私が田舎に帰りたく成ったの、いつも真一の近くに居てずっと待っていたの そして私は何時も今日は何処のサーキットで走っているのか、変な車に乗っていないか、そして又今日はテストコースを気違いじみたスピードで走っているのか、なんて考えながら毎日過ごしてきたけど長すぎたの、疲れちゃった、私はもう若くないのゴールのないマラソンになるなんて思ってなかったからでも今なら何とかやり直せると思うの」と泣き声で話して敬子に俺は返す言葉がなかった。 そして、とぎれとぎれに 「それでも良いと思っていたんだけど、私の所に必ず返って来てくれる・・・・・・・でももう無理自分に自信が無くなったの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だからこれで終わりにしましょう。 真一いつも言ってたよね」 「なにを、俺が言ってた」 「お前が決めたのなら、自分はそれを尊重するって」 「確かに言ってたけど」 「その通りにしてたじゃない、前に私が夜飲み会があるから行かせてと言った時も、この間外国に行くって言った時だって、一度だってダメって言わなかったよね。 私はいつもそんな風に扱われると自分に、自信がないからどうして良いのか判らなくなるの」 「そんな事言われても、お前は間違ってなかったし正しい答えを出していたじゃないか」 「それでも言って欲しかった我が儘なんだけど全てに正しさを求められての苦しくなるの」と、言うと黙り込んでしまった。 「俺は、敬子のことを信用していたから、それと伸びる目を俺のために潰したくなかったから」 「わたしね、ドライブに行った日からずっと考えていたのよ真一と出会った日から今日まで色んな事有ったよね。一緒にいると楽しいことばかりでどれを思い出しても真一の笑顔が思い出してきて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つらいけど、これで終わりにします。 携帯は、もう解約しました、身体に気を付けてもう時間ですから切ります」 「敬子、お前に寂しい思いをさせてごめんな長い時間、付き合わせてごめん」 と、言うと敬子の泣き声が聞こえてきた。 その声を聞いたとき俺は、このまま行かせて良いのか、止めるべきでは無いのか、考えていた。言おうと思い声を掛けようとした時、敬子が 「真一、ごめんね、ありがとう、大好きでした、愛してました、そして、さ、よ、う、な、ら。」 と言って切れてしまった。 何だか置いて行かれた様な、気分で落ち込んでいった俺は、答えを探しながら数日を過ごした。 俺は、仕事があるので家の中で閉じこもるわけに行かずに仕事に出掛けた。
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