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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第48回   キャンピング・ライフ
暫くして祐二が戻ってきたときには、食事に来る人達で溢れていたので、慌てて手伝いを始めた。
1時間後、俺達も食事を始めていた。
そこにオーナーがやって来て俺に
「真一くん、今日何かあったっけ」と、聞きに来たオーナーは、俺の皿からベーコンをかすめ取り口に運びながら、
「俺も歳かな、忘れてしまってうちの奴に聞いたら酒の飲み過ぎで脳みそ溶けちゃったんじゃないだってよお、女はうるさくていけないや」と、愚痴り半分で言って来た。
「オーナーそんな事いうもんじゃあ無いですよ、身体のこと心配しているんだから、それは俺も気になっていたから真由美さんに、言ったんだけどやはり気になっていたんじゃあないかな、今日は、キャンプファイアーいっぱいして下さいと頼んでいたでしょう。出来れば午後2時くらいから、熾き火が大量に使いたいから」
「そうか判ったそれだったか、今俺が言ったこと言わないでくれよ」と、言うが
「オーナー口封じが遅いよ後ろ」と、言うとこわごわと振り返った。
後ろの席には、真由美さんが座っていてオーナーはやばいって顔をした。
「あんた、人の心配も知らないで、そんな事を言うなら今後いっさい口出ししないわよ。その代わり具合が悪くても知らないからね、良いの」
「済まん、俺が口が多かった勘弁してくれ」
「今後、言わないわね 絶対に承知しないからね」
「判った、絶対に言わない」と、言いながら二人で出て行った。
多恵と由衣が声を揃えて
「お似合いですねあの二人」と、言うとみんなで笑っていた
コーヒーを飲みながら買って来て貰う物を、書き出して現金を渡し頼んだ。
10時過ぎに、祐二と多恵は俺のランドクルーザーで、出掛けていった。
俺達は、休むこと無く、昼食の用意を始めた
レタスの千切りを切り、グレイビーソースを作りハンバーグを作るため玉葱のみじん切りを作り、フライパンで炒め挽肉と混ぜハンバーグを作る一個150gに、作って鉄板に並べていく。
由衣は簡単に出来て美味しいクラムチャウダーを作る。
そこまで出来上がると、表に置いてあったマリンクーラーボックスを一つキッチンに運び込んで開けると中には、鳥の丸ごと一羽ずつビニール袋に包まれた物を出しビニール袋を開け、アルミホイルに包む作業を繰り返し50この包みを作って全てをもう一度クーラーの中に仕舞う。
その間にも由衣は時々、クラムチャウダーをかき混ぜている
この鳥は事前に、中にはバター・塩・胡椒で炒めた米が詰めてあり、真ん中には焼いたフォアグラが入っている、皮と身の間にトリフが埋め込んで氷らせて持って来た物である。
そこまで出来上がるとハンバーグを焼き始める。
30分後、ハンバーグが焼き上がると、由衣がフライパンを出し目玉焼きを焼く。
俺は、由衣が作った、クラムチャウダーをスクリーンテントに運び、大型ガソリンバーナーに火を点け、大鍋にお湯を張りクラムチャウダーを湯煎しておくもちろん火は小さくしてある。
みんなが食事に気出すと由衣はご飯を丼に盛り俺に渡す。
俺は、その丼にレタスの千切りハンバーグ・目玉焼きを乗せ、グレービーソースをかけ渡していく
みんな、最初見たときハンバーグが大きいので
「こんなに食えねーよ、」とか
「でかすぎ」と、言いながら食べ始めると結構食べきっていた。
1時間半後、出し終わり二人は、ヘロヘロに成っていた
「真、疲れちゃったよ。こんなに忙しいの勘弁して」
「しょうがないな、この次から人頼むから勘弁して」
「大体、多恵はいつになったら帰ってくるのよ遅過ぎよ」
「少し遅いかな、仕方ない頼んだのはこっちだから」と、言いながら食事を始めた。
「この、クラムチャウダー本当に美味しいね」
「このセットはアメリカでかなり有名な物だから」
「そうなんだ」
「そう言えばさっき祐二さんに何を言ったの」
「つまらない話しをしただけ」
「だから何を、」
「多恵の事どうゆう風に考えているのか聞いただけさ」
「どういってたの」
「判ったよ、言うからちょっと待てよ」
「幾らでも、待つよ」
「言うけど必ず協力して貰うからな」
「良いよ」
「どうなんだって聞いたら、多恵は、良い子だし可愛いけど男が居ると言うことなんだ、由衣は知ってた」
「知らない聞いたこと無いよそんなの」
「何だか、そう言うことらしいだけど、俺は彼奴にそれがどうした付き合いたいとか思っているんだったらそんな事気にしていてどうするんだ。そんな態度を、している間何の協力もできないとね」
「そしたら」
「後は自分で考えるだろうから、それ以上何も言わなかった」
「それだけなの」
「そうだよ」
「何も、アドバイスなんかしなかったの」
「だから、彼奴の意識が変わらないとどうにも成らないからね」
「そうか、そうだよね」
それから少しの間、食事をしながら話していたが時間が2時半を廻ったのでキッチンに戻りクーラーボックスを二人で持ちキャンプファイアーの場所に向かった。
大量の熾き火の前にオーナーが立っていた。
「お疲れさまです」
「おお、来たなこれで何をするんだ」
「それなんですが此処にいる人に、協力をお願いしたいのですが良いですか」
「なんですか」
「済みません、この熾き火を、スコップで半分くらい避けてくれませんか」と頼むと直ぐにトラックからスコップを降ろしてきて、みんなで協力して言った通りにしてくれた。
避けた熾き火の下にクーラーから出したアルミホイルにくるまった物を並べて置いていきその上から避けた熾き火をかぶせていったそれで終了だ
「ありがとう」
「後は火をたかないで下さいねこのまま」
そのまま2時間から3時間置いておくことにする


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