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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第39回   スノー・フェアリー
その頃には、多恵は鯖を切り終えていたので、俺はソーセージを炒めながら多恵に
「横に、小さいボールがあるだろ」
「うん」
「そこに、目の前に有る瓶は俺が作った寿司酢なんだ、それを計量カップで400cc計ってボールに入れて」と、言うと、言われたように計りボールに入れた
「次に冷蔵庫からゆず胡椒を出して、スプーンで一杯寿司酢の中に入れて、引き出しの中に入れてある泡立てが有るからそれで混ぜ合わせて」
「竹内さん、この寿司酢って自分で作ったんでしょう、今度、教えてよ。私、散らし寿司が大好きなの、だから作ってみたいと思って、出来たよ」
「つぎは、シンクの横のボールに入れて混ぜ合わせて、良いよ教えてあげるよ何だったらレシピ書いて上げようか」
「本当に、嬉しい」
「そんなの、お安い御用だよ」
「混ぜ合わせたら、横に置いてある蓋をしてシンクの中に置いてそのまま」
「出来たよ」
「次に、冷蔵庫から卵を出して」
「幾つですか」
「145個」
「えっ」
「145個」
「そんなに一杯ですか」
「そうだよ」と、言うと数えながらパックの卵を出した。
俺は、炒め終わりバットに並べ始める前にシンクに置いたボールの上にポリタンクを乗せ戻ってくるとソーセージを並べた。
多恵に卵を、玉葱・人参・コーン・グリーンピースの入ったボールに割り入れる様に言うと
「こんなに一杯ですか」
「その位は普通だよ」と、言うと割り出した。
その頃俺は魚をスチームコンベクションに入れ焼き始めた。
それから50分後大体の作業が終わった。
応接室の集まり、
「所で、多恵ちゃん祐二と一緒に行くのかな、」
「由衣はどうするの」
「私、真さんと街に買い物に行くことになっているけど」
「そうなんだ、1人で残っていても仕方ないか、祐二くん付き合うしかないようね」
「判った」
「祐二、頑張って多恵ちゃんを、楽しませてやれよ」
「はい、もちろんです」
「それから、君ら初日の出はどうするんだ、由衣と俺は行くことにしているんだけど」
「未だ、その話はしていないんですよ」
「じゃあ、決まったら教えてくれ、それと今朝、音楽をかけたいんだけど、どう言う曲が良いかなさっき調べてたら外部電源の取り込み口が有る所に外部スピーカーが繋げられる所が有るんだよそれでスピーカーはないのかなと思って探したら運転席の後ろベットになっているだろそこに置いてあったそれを繋いでみたんだ」と、言うと
「90sの洋楽が、良いんじゃない」と、多恵が言うと由衣が
「U35も良いな聞いたこと有るし」
「両方を、エンドレスで掛けよう」
「そこについてるスイッチをONにしてCDを入れてみて」
音が流れ出した応接室、厨房、俺は外に出てスクリーンテントの中に行くといい音が優しく流れ出していた。
「これいい音だね。スピーカーが良いのね」
「そうだね、さてとそろそろ早い奴らは来るから準備始めないと」と言いキッチンに戻り準備を始めて暫くすると、続々と来始めた。


1時間20分後、もう誰も来なかったので3人に声を掛け食事にすることにした。
各自食べたい物を持ちスクリーンテントに行き食べ始めた。
「竹内さん、どうしてこのキャンプ始まったんですか」
「う〜と、最初は俺とロードの店員とその関係者だけで、始めたんだそれが8年前かな、最初はオフロード走行の面白い事はないのかなと言われた時、スノーロードのラッセルはどうだろうもし動けなくなってもウインチが付いているし使わなきゃもったいない。その時たまたまネットで手に入れたあのメインテントがあったので、じゃあキャンプをしようよと話しになって始まった。」
「そんな前からここに来ていたんだ」
「ここに来たのは、4,5年前からだよ」
「そうなんだ、元はそこからなんだけど、今は大分換わったけどね根本は大勢で楽しいことをしたいと言う部分は変わらないけどね」そんな話しをしている所に、オーナーがやって来て、
「二日酔いだ、何かある」と言ってくる。
「だから行ったでしょう、飲み過ぎだっておまけに俺まであんなにいっぱい飲ませて」
「えっ、なんだ、昨日来た、覚えがないんだけど、」
「ふざけないで下さいよ、俺にアイスペールに並々入れてウイスキーを飲ませて喜んどいてそうだ鍵を借りたんだ、ほら」と、鍵をぶら下げてみせると
「俺の車の鍵だ、何で持ってるんだ」
「こりゃ駄目だ、酔って俺に貸してくれたでしょ」
「そうか、そんな事より何か食い物無いか、それから、5人分くらいおにぎりで良いんで作ってくれよ」
「あるよ、由衣一寸手伝って」
「はい」と、言うとキッチンに向かった。
「由衣、オーナーに食事出して上げて俺は一寸ジュースを取りに行ってくるから直ぐ戻るから」
「良いよ、オムレツも2つくらい余っていたから」
「たのむ」
俺は、トラックに行きトマトジュースを出し持って来た。
キッチンには居る前に、ビールもか買えて戻ると由衣は食事の準備していた。
おれは、ジョッキを取りだしそこに半分ビールを入れのこり半分は無塩のトマトジュースを入れた。
由衣は不思議な顔をして
「それなんですか」 
「これか、二日酔いの薬レッドアイと言うんだ飲んでみる」
「すこし」と、言うのでステンレスのビアーグラスに一つ作って手渡すと一口飲むと
「これおいしー、何でも知ってるのね」
「もっと教えてやろうか、ちなみにこれが有名になったのはトム・クルーズが出た映画 カクテルでダグラス・コグランが飲んでいたので有名になった飲み物で別名カナディアン・サンセットと言います」
「そうなの」
「お〜〜〜〜〜〜〜〜い、何だよう人が説明してるのに、あれもう飲んじゃったの」
「うん、おいしかったよ」
「まあ、何でも良いや持って行ってやって」
「ハーイ」
「何だかご機嫌になってやんの」と言いながらテントに戻っていくと、オーナーが
「わるいね」
「大丈夫ですよ」
「おっ、レッドアイか迎え酒か気が利くな」


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