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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第35回   ウインター・ライフ
夕食を、かき込んで出来るだけ早く戻り作業したいが5名も入ってる所に、行く気にはなれなかったので、食べ終わると食器を片付けコーヒーをカップに注ぎテーブルに付くと胸のポケットから、クラブマスターの赤い缶に入った細巻きの葉巻シガリロを取り出した。
1本出すと、火を付け楽しんだ。
30分後片付けに来ていた2名が戻っていったので俺はキッチンに戻った。
「竹内さんこんな感じで良いですか」と、皿に盛りつけた物を見せた。
「いいねぇ、それじゃあ次だ、祐二、カクテルソース作れるよな」
「はい、去年良く教えて貰ったから」
「じゃあ、たのむよ」
「由衣、そこの下の扉を開けるとソースポットがあるから出して祐二が作った物を入れてセットして」と言いながら俺はスチームコンベクションの扉を開けた。
オーブンの熱気が流れ出すと共に肉の焼ける香りと野菜の焼ける香りが流れ出し良い香りに包まれた。
肉を取りだし、下の野菜をデミグラスソースに入れ煮込み始めたその横でバルサミコ酢を入れた隠し味に醤油を入れたソースを作った。
20分後出来上がり4名料理と取り皿や箸・フォークをメインテントの中に運び込むと待ちかねたとばかりにオーナーが飛んできて
「真一くんみんなありがとう」と言い料理を見て回ったそしてまた
「この時間で良くここまで作るな」
「頼まれれば、いくらでも、でもこれゎ特別料金ですからそれから、由衣と多恵ちゃんは、今年手伝いを申し出てくれたので払い戻しよろしく」と言うと
「判った後で持って行くよ」と、言うと近くにいた物を、使って全員集合を掛けた。
メインテントの中は、薪ストーブが二台設置してあるのでかなり暖かくなっている。
15分後全員が、このメインテントの中に集まった。
オーナーが、みんなの前に起つと
「みんな静かに、例年通りスノーキャンプを開催します。このキャンプはみんなに冬山で戯れて貰うのと親睦のために毎年行っていますゆっくりしながら骨休めして貰いながらイベントも考えております。毎年毎年規模が大きくなり、これだけの物が出来るようになりました。
しかしながら、まだまだ不便なこと気づかない部分が、あると思いますが,ここに集まった者同士の協力で乗り越えていこうと思います。それから、このキャンプの最大のスポンサーそして食事の用意を、してくれている竹内さんです。」と、俺を紹介した
「皆さんお疲れさまです、今年も楽しく過ごしていただくために、食事を提供する竹内です何か思った事が、有りましたら言って来て下さい。後協力をお願いすることもあります、嫌がらずにご協力下さい」と、良いオーナーにタッチした
「長いのは嫌われるので、この辺にします、少ないですがつまみと酒を、用意いたしましたので楽しんでいって下さい、みんな楽しい思い出を」と、言うと飲み物を協力して持ち込んできてみんなに回し
「では、かんぱい」みんなで飲み始めた。
10分位付き合って、俺はキッチンに戻り片づけを始めた。
それから少しすると、キッチンに由衣が皿を抱えてやって来た。
その皿の上には食べ物が乗っていた
「どうしたんだ由衣、みんなと飲んでれば良かったのに」
「真さんと、飲みたかったの」
「また、可愛い事言ってくれるじゃない」
「うへへへへへへへ」
「じゃあ、仕事も終わったんで飲むか」
「ん、」
「なに飲む、何でもあるよ言ってみな」
「そうね、私ワインが良い」
「そうか、ワインか」と言いながら一度外に出て酒などを置いた所に行き赤ワインを持って戻った。
「これでいいか」
「あったんだ、すごーい」と、言う声を聞きながら俺は棚からゴブレットを出し自分の飲む
1938年のオールド・ビンテージ・マッカランのグレンリヴェットを出しアイスペールに冷凍庫から氷を出し応接室に運んで他の所の電気を消し応接室だけにした。
ソファーに座りまず、ポケットからソムリエナイフを出しワインの封を切りコルクにスクリューをねじ込みコルク栓を抜いて由衣のゴブレットに注いだ。
次は、自分のロックグラスに氷を入れマッカランを注いだ。
「お疲れさま、」と、グラスを合わせた
その時皿を見た俺は驚いた、とても二人前とは思えない量だったから
「なあ、由衣これ何人前」
「うん、多分四人前位有るかな」
「誰が食べるの」
「二人で、」
「ははははは食い過ぎだ」と、笑う


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