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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第34回   ウインター・ライフ
由衣に、コーヒーを入れて置くように言い、トラックに行き巨大なガソリンバーナーとビールを2ケース・ワインを6本・ウイスキーを4本・ブランデー2本・ジン1本・日本酒3本を持って来るように頼んで車に戻った。
戻ると、キャンプ道具の中から近くの鉄工所に頼んで作った、バーナースタンドを出しスクリーンテントの中にセットし車の中の応接室に戻った。
そこには神河と鳴海が来ていた。
由衣は、二人にコーヒーを入れてあげ自分も飲んでいた。
「由衣、俺もコーヒーくれよ」と、言うと座る前に換気扇を回し煙草を出し火を付けた。
「竹さん、この車凄い装備ですね」と、神河が言う
「そうですか、先を見越してこれを注文して作ったんだ」
「そうですか、凄いな後で写真撮って良いですか」と行って入る所に由衣がコーヒーを入れてカップを持って来た。
「構わないけど余り時間は取れませんよ、それからこの車は基本テイクアウト用のキッチンカーだから機能的に出来てるよ」と、言うと
「竹内さんって奥さんいたんですか」と、鳴海が聞いてきた。
「へっ、」
「私、ですか、違いますよ」
「すみません、妹さんですか」と、言われ
「違いますって、そうだ今私達って何ですか」と、由衣が聞いてきた。
「難しい質問だな、由衣さえ良ければ付き合ってますって事でどう」
「良いも悪いも無いじゃない、私が転がり込んできたんだから、押し掛け恋人かな」
「ははははは、そんなカテゴリーはないですよ、でもわかります」と、鳴海が答えた
「ははははは、そう言うことです」
「竹さんも大変だ。押し掛けられて」と、神河が言う
「押し掛けられたけど、押し倒して無いからどうなってんだか」と答えた。
それから10分ぐらい話しをしていたがまださ行が残っているので俺は立ち上がり二人に
「はやいところ写真撮ってくれ直ぐに夕食の準備する時間になるから」と言い外に出た。
俺は、外に出てスクリーンテントとキッチンカーの間に、出来上がった食事の受け渡しの為に付いている窓が高いために簡単に出来るアルミ製のデッキを作る。
この車の下に収納してある部品を出し組み上げた。
次に、基本の型には日よけみたいなタープが付いているがそこは特注で厚手の透明ビニールで出来た垂れ幕が付けてあり雨・風・雪が避けられる様になっている物を降ろしペグで固定していくと出来上がった。
そこに、多恵と祐二がやってきて、
「竹内さん、今お酒とか持って来ましたよ」と、言う声で由衣が厨房の入り口を開けた。
ビールとワインとシャンペン以外の飲み物は厨房の棚の中にしまい。
祐二の力を借りて、ガソリンバーナーをセットした。
次に車からランタンを降ろしてきて、スクリーンテントの中に吊し一段落したので、由衣と祐二と多恵をスクリーンテントに呼び
「お疲れさま、今日からキャンプが始まりますが、厨房で働いてくれる人募集しますが、その前に祐二と俺は毎年やっていることなので今年もします。そこで頼みがあります先程参加費を出したと思いますが手伝っていただけるならお返しいたします、お願いできませんか」と頼むと
「私は、そのつもりできたから良いよ」と由衣が言う。
「ありがとう、よろしく」と、俺が言うと
「由衣が手伝って祐二くんが居ないししょうがないから手伝うけど何にも出来ないよ私それでも良いですか」
「もちろん大丈夫だよ教えてあげるから」
「じゃあ、始めますか」と立ち上がりキッチンに向かった

俺達は夕食を作り始めた。
祐二に、ご飯を大きな炊飯釜2つ使い、炊飯器に入れスイッチを入れる。
その後スクリーンタープの所にあるバーナーに火を付け大鍋を掛けて貰う。
多恵には、コーヒーを落として貰いポットに4本作ってもらう
由衣には、冷蔵庫に入っているステーキ用の肉を出して貰い、バットに並べながら塩・胡椒をして貰い次に、小麦粉をバットに出して貰い鍋に大量のラード入れ沸かして貰う
俺は、人参グラッセとポテトフライを作りハンバーグをテンバンに並べスチームコンベクションで蒸し焼きにする。
その間に戻ってきた祐二にコーヒーカップを持って行きさっきの大鍋の中に入れて温める。
多恵には、事前に作って置いたデミグラスソースを、鍋で温めて貰う。
由衣には、レタス・サニーレタス・アーリーレッド・キュウリ・水菜を出し、サラダ用にカットして貰う
手の空いた者、にガソリンバーナーの横のテーブルに、ティースプーン・ポーションミルク・ペットシュガー・ドレッシングを、用意するように言う。
それから1時間後殆どの作業が終了した。
そこで、俺は作業を任せ、オーナーの所に行き
「オーナー取り敢えず出来たので味見に来て下さい」
「オッケー行こう」と後から付いてきた
これから、みんなが食べるスタイル出来て貰う、由衣は用意した皿を祐二に渡し盛り付けをする、多恵がご飯を盛り、俺はステーキ肉に小麦粉を付けラードで揚げ、揚がった肉を切り皿に盛りつけると、由衣が、ライスの載った皿、メインの皿、サラダ、フォーク・ナイフ・箸を渡す。
コーヒーは自分達で入れて貰う。
オーナーは全てをトレーに乗せスクリーンテントの食堂に持って行き食べ始める。
暫くして、いきなり
「上手い、大丈夫だ。みんなを呼んでこよう」と言い立ち上がりメインテントに入っていった。


45分後、やっと一段落したので、祐二に頼みオーナーの所に行き
「済みません、未だ片づけの人が決まってないんですよ、頼みます」と、言うと
「判った、声を掛けて置くから、それから無理な頼み初日からするけど良いかな」
「何ですか」
「これから開会式をやりたいんだけど、その後、宴会になるんでつまみが欲しいんだけど何とかなるかな、」
「判りました、直ぐに始めますでも今6時ですよね、だから、8時から初めて貰えますか」
「もう少し何とかならないかな、せめて7時半くらいに」
「何とかしましょう」と、言うとキッチンに戻っていった
戻ると、祐二と多恵と由衣に
「もう来ないから終わりだ食事にして」と、言いキッチンから追い出した
それから、こう言う事も有るだろうと余分に持ってきてあった。
大きな有頭海老を出し、鉄板に並べ上から塩・胡椒してワインをかけスチームコンベクションで焼く
その間に、牛肉の塊をだしブラックペッパーと塩をこすり込み、次に人参・玉葱・セロリの葉を出し刻んだ物を、鉄板に敷き肉を乗せ、アルミホイルを肉にかぶせる、海老が焼き上がるとかわりに肉を乗せた鉄板を入れ焼く。
その時、
「竹内さん、片付けに来ました宜しく」と2名が入って来た。
その1人に洗浄機の使い方を教え、もう1人に器具を洗って貰い片づけを頼んだ。
次に、残っていたデミグラスソースをワインで伸ばし、置いておく、夕食に使って残っている牛肉を細切りにしてピーマンを切り片栗粉を塗し低い温度の油で揚げピーマンと炒め合わせた。
ハンバーグも余っているしご飯もあるから玉葱をみじん切りにしてハンバーグは、崩してそぼろ状にして、チャーハンを作った。
その頃になって、祐二達が戻ってきて手伝い始めた。
宴会用の、45cmのステンレス皿に盛り付けを頼んだ。
代わりに俺が食事をする。


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