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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第3回   心のいらだち
昨日遅く帰ってきた敬子は、翌日俺が目を覚ました時にはベットに姿はなくどうしたんだと、思い時計を見た8時30分いつもなら食事している時間なのに、今日は起こしもしないで
寝坊でもしたのかなと、考えながら起き上がりベットを離れた。
煙草をくわえ火を付けながら部屋からダイニングに向かったテーブルの上には食事の用意がして有りその横には、レポート用紙に走り書きがして置いてあった。
(真一 おはようございます。
 今日は起こさずに行きますごめんね、仕事のため少しの間此処に戻る事が出来なく成りました。
国内に居ないので連絡は私の方からします。
期間は当分の間と言うことなので判りません。
相談もしなかった事をゆるしてください、本当はしたかったんだけど仕事に行ってしまったり、書き物をしていたりすれ違いが起きてしまい時間が取れなかったので、私が決めました。
それから真一は、野菜をあまり取らないから身体のことが心配です。
出来る限り野菜を取り肉を少し減らして下さい。
私からのお願いです。
又連絡します。)
と、書いてあった。
どうせまた、2、3週間で戻ってきて、いつも道理に此処に来るだろうと
俺は、大して気にも止めなかった。
その日も車メーカーのパーティーに招待されていたので出掛けて行きそれ以降改造車両のインプレッションを書いたり、編集社の主催で座談会に出たりして2週間忙しく動き回っていた。
ある日、書斎で記事を書いていると電話の呼び出し音が鳴り忙しい手を休め電話に出た。
「真一、私敬子だけど」
「おぅ、敬子どうした元気か今どこなんだ、ひょっとして俺の事が恋しくなって帰って来たのか」
「何言ってるの、しょってるんだからもう、仕事が終わって今日帰ってきたの今日は荷物を開いたりしなきゃいけないので明日は忙しいかな。 出来れば二人でディナーしないその後ドライブとかどうかな」
「なんだ、俺の事が恋しくて帰って来たら直ぐに飛んでくるかと思っていたよ」
「そうだけど、私の部屋にも空気入れかえないと思って」
「そうか判った、じゃあ明日の予約入れて置くから決まったら後で電話するから」
「うん、お願いね」
「判ったよ、今少し忙しいから」
と、言って電話を切った。
電話を切った後で変だなと感じていた。
いつもなら、外食が嫌いなはずなんだけどなんでだと疑問が広がったがそんな事を考えている暇はないと又キーボードを打ち始め3時間後作業が終わり予約を入れるために電話を取った
「そうか今日まで外国に行ってたから洋食より和食の方が良いかそれじゃぁ」 と
横浜の鶴見区にある魚料理のお店に予約を入れ次に敬子の所に電話を入れ明日の夜7時にマンションに来るように連絡した。


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