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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第27回   ナイス・フェロー
その頃になって、隣のシートで震えてる由衣に気づいた。
俺もかなりの緊張していたのか、周りが見えなくなっていたようだ。
「由衣、怖かったか」
「・・・・・・ううん、平気だよ」
「由衣、無理しなくて良いよ」
「そうじゃなくて、ビックリした後さっきの人達のこと考えていたの」
「そうか、」
「だって、自動車ってあんなスピードで、あんな動きを、するなんて知らなかったもの、それにさっきの人達、大丈夫だったのかなと思って」
「多分大丈夫でしょう」
「なんで、人に狙われる様な事になったの」
「話せば長くないぞ、直ぐ終わっちゃう」と、言うと
「またふざけて、本当のこといえ」
「じゃぁ、多恵ちゃんに電話掛けて祐二にスピードを落とすように伝えて貰って、それから今、どの辺りに居るのか教えて貰って」と、言うと俺はスピードを上げた。
由衣は、電話を取りだし
「由衣だけど、今どの辺り走ってる・・・・・・・・・・・・・・・うん判ったそれから、祐二さんにスピード落として走るように伝えて・・・・・・・・・・うん・・・・・・なんでもなかったよ・・・・・・今頑張って追いかけてるから・・・・・・・・・・大丈夫・・・・・・大丈夫だって変な事しないよ多分・・・・・・・・・絶対じゃないけど・・・・・・・・・・・・・・・・・ははははははははじゃまた後で」と、電話を切ったそして俺に
「もう、厚木で下りて、小田原厚木道路にはいる所だって言ってたよ」
「判った、飲み物買うかい」
「うん」
「じゃぁ、海老名に入ろう」と言うと直ぐにシフトダウンとブレーキを踏みながら車線を移ったサービスエリアに入る道を通り過ごす位に迫っていたのだ。
サービスエリアに、車を止め二人で車を降り建物の中に入っていった。


浴衣に着替えた俺の横には、赤い花柄の浴衣を着た由比が座り、俺の前には、やはり浴衣に着替えた祐二が座り、その横に藍色の生地に金魚のもようの入った浴衣を着た、多恵が座っている。
「それじゃぁ、お疲れさまです。」と、ビールの入ったグラスをあけ飲み始めた。
横の由衣が、
「はい、真さん」と、ビールの瓶を出して来たが俺は、
「ありがとう、での俺ビールあんまり好きじゃぁないんだ。ウイスキーを水割り作って貰うこと出来る」
「作ります少し待ってくれます」と、言いグラスに氷を入れオールドパーのキャップを取り注いでミネラルウオーターを入れたグラスを俺に渡した。
俺は礼を言い飲み始めた。
「竹内さん、今日襲ってきたのは誰ですか」と、祐二が聞いてきた
「俺は襲われてないよ、野上という奴だけどじゃれただけだよ」と、俺が言うと由衣が
「真さん、あれは襲われたでしょう。」
「違うな、脅しを掛けてきただけだ。だから、俺がぶつかるかなと思いながら突っ込んだら逃げたんだよだから、ガードロープにぶつかったんだ」
「そうなのかな」と、由衣は首を捻っている
「それより、明日どうするんだ祐二」
「明日、出来るなら、温水プールで一日遊びませんか」と、祐二が彼女たちに言うと
「それ良いね、そうしよう、ね多恵」
「そうね、それも良いかもね」多恵が答えると
「そうでしょう、そうしましょう、と言うことで決まりました」
「判ったよ」

刺身や天ぷらやカニなどをたらふく食べ飲んだ。
多恵ちゃんと祐二は、疲れてたのか酔ってごろ寝を始めてしまった。
時計を見ると、2時を廻っていた。
「もう一本無くなっちゃったわよ。どうするの」
「今更フロントに頼んで、持って来て貰うのも悪いから諦めてこの冷蔵庫にあるアルコール全部飲むか」
「え〜、未だ飲むの」
「嘘だよ、それより多恵ちゃんを起こして部屋に戻って寝ないと明日が大変だ」
「判ったわ」と、多恵を起こそうとするが起きない。
「起きないはどうします」
「判った、俺が連れていく」と、言い多恵を抱え上げ由衣達の部屋に運びひいてある布団に寝かせ自分の部屋に戻った。
祐二は未だごろ寝をしている、俺は祐二を起こし布団に言って寝ろと言うとフラフラしながら隣の部屋に消えた。
のどが渇いたので冷蔵庫から、缶ビールを出し一気に飲んだその時入り口のドアを誰かが叩いているのに気が付いた。
「誰だこんな時間に」と、立ち上がりドアを開けると由衣が立っていた。
「なんだ、何かあったか」
「あのう、下に行ってコーヒーか何か飲みませんか」
「良いよ、でもやってるかな」
「いってみましょう」
と、言うことでしたに下りていった。


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