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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第26回   ナイス・フェロー
俺達は、東名高速に向けてハンドルを、切った。
環状七号を上馬まで行き、玉川通りに入りそのまま、東名高速に入ることを携帯で由衣が祐二車の多恵に連絡を取った後、由衣が俺に聞いてきた。
「竹内さん、私の名前は知ってますよね」
「君の名前は、知ってるけど後は何も知らないな・・・・もう一つ、知っていることがあるよ」
「何を、知っているの」
「多分だよ、多分女性と言う事位かな」
「なにそれ、多分って強調してるの、本物の女ですよ」
「この頃は、その世界の人達も綺麗だからなかなか判らないんだよ」
「それはそうですね、でも私は違いますよ、なんなら証明書見せますか免許だけど」
「別に良いよ、君がそう言うならそうでしょ。」
「なんか納得できないけど良いや、それより、竹内さんの事も知らないんで教えて下さい」
「構わないけど、名前は竹内真一 年齢は32歳 血液型A型 身長179cm 体重80kg バスト、ウエスト、ヒップは・ヒ・ミ・ツ 仕事は知ってるよね」と、言うと
「あははははは、秘密だって気持ち悪いし、知りたくないよ」
「なんだよ、気持ち悪いって失礼な。知りたいかなと思って言ってみたんだけど」
「でも、ガッチリした身体してるよね、ジムか何か行ってるの」
「そうだね、ボディービルをする訳じゃ無いから、ガンガンはして無いけど鍛えないと本当に、車に乗っても危ないのよこの仕事は」
「そうなんですか、大変な仕事ですね・・・未だ知りたい事は一杯有るんですがその前に、私ね」
「名前は良いよね、年齢は25歳 血液型はA型 身長156cm バスト86 ウエスト61 ヒップ85 体重は、ヒ・ミ・ツ・アハハハハ仕事は言ったよね。」
黒のカットソーにデニムのミニスカート チェックのストール ノースフェイスの茶色のダウンジャケット 黒のパンプスの姿である。
「そうか、看護師さんか、病院の名前と場所と電話番号教えてほしいな」
「どうしてですか」
「もしだよ、もし怪我した時に入院するなら知らない人の所より、少しでも知っている人の居る所が良いと思うんだけど」
「そんな心配してたら本当に来る事になるわよ」
「それは遠慮したね」
「ところで、私のこと君じゃなくて由衣と呼んでくれる」
「ああ、良いよ」
「竹内さんの事は何て呼べば良いの」
「そうだな、編集社関係は竹さんとか呼んでるけど名前の方が良いな真さんとか」
「真さんね。いいわじゃぁ真さん、どんなタイプの女性が好みですか」
「好みの女性って特に無いんだ、強いて言うならまず顔は人並みなら良いし、性格は良い人に決まってるし、スタイルは今の子は良いからね、極端に変な趣味じゃぁ困るけどそれ以外なら」
「良かった」
「私も、範疇に入ってるって事よね。」
「そうかもね」
などと話しをしながら45分位走らせると車は東名高速には行っていった。
高速にはいると、スピードを上げていく200km/h迄出したところでキープして走ると後ろから付いてくる祐二が乗っているスバルインプレッサWRX改で置いて行かれまいと付いてくる。
10分ぐらい走った時、俺達のスピード以上で近づいて来る。
俺は、由衣に
「由衣、携帯を出せ」
「はい、出したけど」
「多恵ちゃんに掛けて祐二に変なのが後ろから追い掛けて来ているから、スピードを上げて俺の前に出てそのままで走れと伝えてくれ」
「はい」と、言ってかけ始めた。
かけ終わると、祐二の車はスピードを上げ俺の車を追い越していった。
それを見た俺は逆に少しスピードを落とし由衣に
「これから少し乱暴な運転するかも知れないからしっかり掴まってろよ」と、言うと
「どうして、何があったの」
「気のせいなら良いけど、さっきレストランを出た時駐車場にいた車の様だけどずっと付いて来てたような気がするから用心」
「そんな事される覚えがあるの」
「ちょっとね、来たぞ」と、言う間もなく黒いパジェロが、一台俺を追い抜いて俺の車に前には行った。
後ろに、1台横に、1台が付き挟まれた状態で高いスピードで走る。
少し走ると、いきなり前の車がブレーキを踏んだ俺は瞬間
「掴まれ」と、言うと急激なブレーキを掛けた。
この車は、対したチューニングはしてい無いが、ブレーキはフロント6ポット、リアーは4ポットブレンボ製に替えてあるキャリパーはレースで有名な企業の物に替えてあるディスクも大径に替えてある。
俺は、タイヤがロックしないギリギリまで踏み込んだ、驚いたのは俺の後ろにいた車だった。
「キキキー」とタイヤがロックする音が聞こえた。
その瞬間シフトダウンしフロントを俺の横にいた、車に寄せたぶつけられると思ったのか横の車は、焦って急ブレーキを踏みハンドルを切り避けた。
その時、クラッチを放しアクセルを蹴飛ばし出来た隙間に車を滑り込ませた時、横にいた車は逃げ道が無くなりガードロープにぶつかりフロントのパーツをまき散らしながら跳ね返って来る時には俺の車は前を走っていた車の横を過ぎようとしている。
次の瞬間、横の車を追い抜きざまにハンドルを切り、前を走っていた車の前に飛び込んだその時、後ろで大音響がしたガードロープにぶつかって跳ね返され戻って来た所に後ろから来た車と接触したのだ。
俺は先頭を走っていた車を止めた。後ろから車は来て居ないおそらく俺達を見ていて恐れて手前で止まったのだろう。
俺は、由衣に
「そこで、待ってろ」と、言い車を降り先頭の車の運転席に行きドアを開け中から、ドライバーを引きずり出した。
やはり野上であった、奴の顎とボディーに拳をたたき込み崩れ折れる所に蹴りを入れ
「野上、きたねぇまねするな。決着付いた事だろうこれ以上何かしたらお前を潰すぞ判ったか」と、言い車に戻流と、直ぐに走り出した。
少し走ると道路脇にある電話を、見つけ止まり電話かけ直ぐに走り出した。


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