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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第25回   ナイス・フェロー
今は、午前6時40分昨日から寝ないで、パソコンに、届いたメールに答えを、返信していてこんな時間になってしまった。
「すっかり、夜型人間になっちまった」と、言いながら椅子から立ち上がり背伸びをした。
ここの所、毎日来るメールが増えて書いても書いてもキリが無い位来ている。
特に、この間のバトルの後から増えて、
何処の店でチューンしたのかとかどういうチューンをしたのかとか教えてくれと言う物から、速く走るにはどうしたら良いのか教えてくれと言う物まで色々であるそれに一つ一つ答えを書いて送り返している。
「外は、すっかり寒くなって来たな」昨日から煙草を吸いすぎて口の中が苦くてしょうがないので、洗面室に行き歯を磨きベットに戻り眠りについた。

目を覚ましシャワーを浴び着ていた物全てを、着替えて発注書を持ち地下駐車場に向かいクラウンに乗り込むとゆっくり走り出した。
ミーティングを開催する和風レストランに着いたのは、約束の時間より1時間早く付いたので俺は、腹が減ったのでうどんと、寿司のセットを取り詰め込んだ。
煙草に火を付けた時オーナー達ロードの店員達9名が入って来た。
「おう、真一くん来ていたか礼のオーダー表できてる」
「こんばんは、出来てますよこれです」
「直ぐに頼まないとな」
「よろしく」と、言うと祐二が
「こんばんは、竹内さん」
「おう、こんばんは」
「真一、こんばんは」と真由美さんが言う
「こんばんは」と答えた
「オーナー済みません一寸こちらに来て貰えますか」と、呼び封筒に入った小切手を渡すと
「何時も、悪いね今年は、うちの店も真一のお陰か結構客が来てくれたので、売り上げが上がったので上乗せして出せるよ」と、言うオーナーの顔が笑っていた。
それから2時間、今回のキャンプに行くのにこちらが用意するもの、来てくれる人が用意する物などを話し合い決めた、それから心構えとして協力できることは自発的に手伝いをするなどを決め終了した。
みんなが帰る中オーナーにキッチンカーの話しをしていた。
「中の厨房品は全て電気ですコンロから洗浄機までそこに使う電気は工事現場にあるような発電器が2台積んであるそうですですからガソリンが必要ですけど、それ以外は外部電源はいらないそうです。」
「それで、この車俺が買います良いですね」
「良いのかそんなに金使わせて」
「何とかなるでしょう、それに現金買いしないから、取り敢えずキャンプ場にこういう車を持ち込むから地面が沈まないように整地してくれと伝えて下さい。」
「判った直ぐにでも、電話しておくよ」と言って雑談になっていった。
10分後、入り口の方から女の子が二人こちらに向かって歩いてきた。
1人は由衣だ。
「竹内さん、この間は本当に済みませんでした。」
「別に構わないけど、ただ、電話する時は相手の事を考えないとあんな事になるんだよ」
「ごめんなさい」
「もういいよ、それより今日来てたんだね、どうしたの」
「来てました気が付きませんでしたか、それは良いですがこちら、石野多恵さんです。仕事は私と同じ看護師をしていて今年も一緒に行くので今日来ました。
それで今日私の自動車は、車検に出していて電車で来たのですが帰りにこんなに雨が降るなんて思ってなかったので、出来るなら送っていってくれますか。」と頼まれた
そこで俺が答えようとした時後ろから祐二が
「竹内さん、もてますね。ここに座って良いですか」と言いながら俺が何も言わないうちに座って
「二人ともそこに掛けなさいよ」と、声を掛けた
「由衣ちゃん隣の女の子は誰」
「祐二さん、こちら石野多恵さんです」
「それで、竹内さんとこれからデートですか」
「違いますよそんな事言うと又怒られますよ」
「どうして、その前に由衣ちゃんも多恵ちゃんも、明日仕事は」
「今日、あけで明日休みです」
「それなら俺達と、遊びに行かない。温泉とか良くないですか」
「温泉か良いねでも、・・・・・・」
「安心して絶対に二部屋取るから」
「それなら良いでよ」
「と言うことで竹内さん行きましょう」
「何処に行くの」
「自分の知り合いがホテルに勤めている人がいるから、今電話するから」
「必ず取れるんだな」
「はい」
「それなら、良いけどじゃぁ電話しろよそレから移動にはいるから」と言うと
「じゃぁ、一寸掛けてきます。」と言って入り口の方に向かった。

「良いのかい、本当に」
「温泉でしょう、ここの所疲れてるから」
「それより竹内さんこそ大丈夫ですか」
「俺は、もう仕事納めしちゃったから平気だよ」と、言うと多恵が初めて口を利いた
「竹内さんて、車関係の仕事してるんでしょう。」
「そうだけど、何か」
「どんな仕事なのかなと思って」
「そんなの簡単だよ、まず、車に乗るテストするんだな。そしてテストレポートを書くそれだけ」
「そうなんですか、わりと誰でも出来そうですね。」
「そうかな、ちゃんと文が書けないといけないし、自分の考えがないと書け無い事も有るし、体が丈夫でないと走る事も出来ない鍛えてないとね。時速300km以上のスピードで走り考えられないスピードでコーナリングするからね」
「それじゃぁレーシングドライバーと同じじゃない」
「そこまで凄くはないけど、リスクは俺達の方が高いかな」
「そうなんですか」と話ししている所に祐二が笑顔で戻ってきた。
「取れました、それから酒とつまみも頼んでおきましたから、行きましょう。そうそう由衣ちゃんと竹内さん、俺と多恵さんで良いですね」と、俺に言う
「いいけど」
「由衣ちゃんも多恵ちゃんも良いよね」と、聞くと最初はえって顔をしたけど
「良いわ」と答え祐二は
「良し決まり」とレストランを出て車に乗り込んでエンジンを掛けた。


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