Uターンしてから一つ目のコーナーから、今まで以上に攻め続け四つ目のコーナーで野上の車に追いついた。 次の、ヘアピンコーナーでは、ギリギリ限界までブレーキを遅らせて、野上の車の横に並んだが、未だ長いストレートが一つ残っているので先に行かせる。 ここで抜いても、ストレートで並ばれてコーナーで危険な走りの巻き添えになりかねないので、無駄な危険は避けたかったので、先に行かせその間も、 「何時でも抜けるんだぞ」とプレッシャーをかけ続けた。 2つ目のコーナーを抜けその先のストレートに立ち上がり離され無いように全開で後ろを走りコーナーの手前で真後ろから横に出た。 イン側を野上、アウト側は俺、ここでブレーキング勝負だ。 俺は、限界を少し踏み込んだ領域で勝負に出た野上もここで勝負に出てきたが、奴にのコントロールの限界を完全に踏み越えた。 俺より後にブレーキを踏みしかもタイヤをロックさせた、ここで俺はインにステアルングを切り込み野上とラインがクロスした。 フェラーリのテールがBMWのフロントバンパーの5cm前を横に流れていった。 俺はインに付きテールをスライドさせながらクリッピングポイントに付き徐々にアウトに膨らんでいくが、野上はインに付くことが出来ずに横になりながらアウトに流れていくと3車線を跨ぎガードレールにテールをヒットさせた 「グワシャーン」と物凄い音がしたが、側面でガードレールにぶつかったのでその勢いで何とか立て直した。 その時には俺の車は完全に先を走っていた車の中で 「勝負あったかな」と、考えていたがヘッドライトの光を見え、 「大丈夫かよう未だ走る気か」と言いながら全開で走りだし その後、短いストレートの後アールのきついコーナーが2つ繋がったS字コーナーの一つ目のコーナーからテールスライドさせそのまま二つ目のコーナーに向けてテールを振り返す。 野上は、車をぶつけて自棄に成っているのか、コーナリングも何も無い無茶苦茶な走りだ。 それでも、少しに直線があると近づいてくるのは、車のお陰なのか判らないけどとにかく近ずいてきた。 そこから2つ先のコーナー手前の直線で並びかけて来たしかしコーナーの入り口辺りで、前に出た インコースを取りドリフト状態に入ると野上もドリフトをしながら俺の横に来たが様子が変であったスピードがこのコーナーに合っていない、野上の顔が、ニヤッと笑っていた。 「こいつ、やばいぶつける気だ」と、思った時、野上はフロントを振ってきた。 その瞬間、アクセルを踏み込んでスピン状態にした。 ぶつかる相手の無くなった野上はアウト側のガードレールに向かって飛んでいき俺は2回転スピンをし進行方向を向いて止まった寸前に、タイヤのスキール音と共に金属の潰れる音そしてガラスの砕ける音が大音響で聞こえた。 シートベルトを外しドアを開け飛び降りると、野上の所に駆け寄った。 野上は車の中でハンドルにもたれ掛かりぐったりして居る。 俺は窓を叩いたが返事もしない。 俺は、車を降りるときに掴んでいたレスキュー用のシートベルトカッターの付いたガラスハンマーでサイドウインドーを叩き割ると中に手を入れロックを外しドアを開けシートベルトを外し引きずり出した。 何かブツブツ言っている 「な・・・・・お・・・・・・・く・・・・ち・・・・・・」 「おい野上大丈夫か、おい」と、言っても 「お・・・・・・な・・・・・・く・・・・・・・・」と反応がない、仕方ないので野上の頬を張り飛ばした。 「なんだよいて〜〜な。ふざけんじゃね」と言い返してきた。 「野上立てるか身体何とも無いか、大丈夫か」 「俺は、不死身だって言ってるだろう」 「そうかそれなら良いや」と、言ってる所にギャラリーが集まってきた。 「おい、大丈夫かよう。車大破してるけど」 「すげえ勢いで突っ込んで行ったから、どうかな」 「誰か救急車呼んでやれ」と言っているのに対し俺が 「大丈夫だそうだ安心してくれ」と言って俺は、吉岡の携帯に電話を入れた。 「おれだ・・」と話して居る時野上は、立ち上がり車に向かって歩き中から携帯電話を取りだし何処かに電話をかけ始めた。 「吉岡そこから4km位の所で勝負付いたから今からそちらに戻るから」 「どっちが勝ったんだ」 「終わったよ気が楽になった」 「勝ったんだな」 「そうだよ、野上車大破だよ」 「マジかよう、本人は」 「大丈夫何とも無いらしい、今携帯かけているからそれよりみんなに連絡してくれそこの駐車場に集合って飯でも食いに行こう」 「判ったじゃぁ」
|
|