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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第14回   ナイトバトル
午後8時半位に、俺は部屋を出てロードに付く前にファミレスにより弁当を10個頼み、次にコンビニにより麦茶のペットを人数分買いショップに行くと店内の一番奥にセットしてあるソファーに座りオーナーの奥さんに
「祐二居ます。呼んで下さい」
「はい、少し待ってて下さい」と呼びに行った。
「こんばんは、竹内さん昨日はどうもすみませんでした、車は先程出来上がり、オーナーに完成を診て貰いました。何時でもどうぞ」と、言うその後ろからオーナーが来て
「昨日はご迷惑掛けましてどうも済みませんでした、くるまはかんせいしています」
「ありがとう、オーナーこれみんなで飲んで」とペットボトルの入ったコンビニ袋を、持ち上げた。
「気を使わなくても良いのに、」
「それからもうすぐ弁当が届くからみんなで食べましょう」
「そんな事までして貰って、」と言っている所に弁当が運ばれてきた。
「こちらで良いでしょうか、お弁当運んできました。」
「おう、こちらに持って来て、置いて下さい」と言うとその場所に弁当を並べ頭を下げ帰っていった。
「おーい、全員集合、集まれ」
「オーナーなんですか」
「なんですか」
「ちよっと、待って下さい。」
少し待つと全員9名が揃い
「今日、竹内さんから差し入れを頂いた、お礼を言って。」
「竹内さん、ありがとうございます」と、最初にオーナーが弁当を取りソファーに座り込んだ」
「ありがとうございます。いただきます。」と次々に俺に礼を言い持っていく
その後みんなで食事をし少しの間雑談をした後、元の仕事に戻っていった。
その後暫く話しをして、車のならしをしなければならないので、祐二に車を出して貰いアイドリングさせた。
5分後、金を払い車に乗り込み箱根に向けて走らせた。
ゆったりと車を走らせながら今日のコースを考えながら国道一号線を走らせたが途中で若い奴らが俺の車を見つけると煽りを入れてくる。
真後ろに着いた車はパッシングをしてくるし、信号で止まれば横に並んだ、マツダのFDがエンジンをブリッピングして来るし中には三菱のランサーエボリューションに趣味の悪い大きな羽根の付いた車がいきなり俺の前をスラロームし始めたり人を、牽制してくるのには参った。
俺は独り言を言いながら彼らを無視した。
「なんだこの馬鹿野郎、俺の車は未だ坊やなんだからタイヤなんか未だ皮むきしてないんだぞ、全く、煽りなんか入れてるんじゃないよタコ」などと言いながら我慢しながらゆっくりと走らせた。
西湘バイパスに入り気持ちを解放した。
それでも、全開にしては、いないめーたーよみで240km位で走らせると直ぐにターンパイクの入り口手前のコーナーでスピードを落とし一度車を端に寄せ自動販売機の前で止めた車を降りホイルナットが締まっていることを確かめた。
自動販売機で、飲み物を2本買い車に戻る前に1本目を一気に飲み干した後、ポケットから煙草とジッポーを取りだした箱に火を付けゆっくりと吸い始めた。
その時車が2台やって来て俺の車に後ろに止めダライバーが下りてきた、俺は不審げな顔をしながら見ていると車から降りたのは、俺が若い頃走っていた時の、チーム、ツインキャブの仲間の吉原と藤田であった。
「どうした、懐かしいな竹内」
「なんだ吉原か」と言うと
「なんだじゃないだろうこのところ忙しそうだけど今日は何しに来たんだ」と、藤田も声を掛けてきた。
「おう、久しぶり藤田か今日は、車の様子見に来たんだけど、此処に来るまでアホ車が突っかかって来てイライラしたよ。町中でバトルするほど若くないってんだよこっちは」
「何だか知らないけど、やたら喧嘩を吹っ掛けてくる奴が居るんだよな、それにこの頃腕もない癖に高性能な車に乗って早くなった気で居る奴も増えたよな」と、吉原が言う
「確かに」
「今日これからのコースは」と、吉原が言う。
「ターンパイク登って芦ノ湖まで、そこで一休みして旧道で下っていく」
「俺達も、付き合って良いかな」と藤田が言う。
「かまわないよ」と言いながらそれから1時間後走り出した。


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