翌日の夜7時にFAXが送られてきた。 それは、吉岡からコース地図で場所と時間が書かれてその下には竹内さん、このコースならこの時間殆ど交通量がないので大丈夫だと思います。 交通整理に此処をホームグランドにしている、走り屋のチームが手伝いをしてくれるそうです。 それから、俺達と同じ仕事をしている仲間、多分竹内さんも知っていると思いますが、豊田良和、立花正、金田良治、志田啓二、が、集まってくれるそうです。 それは、俺達仲間の中でも重鎮と言われる人達だ、その人達が来ると言うことはかなり話しが重くなってきた。 「こりゃぁ、負ける訳にいかなくなった」と独り言を言っていた。 携帯を取りだし祐二に電話を掛けた。 「もしもし祐二か品物はどうした入ったか」 「竹内さん済みません、今日と言うことでしたが間に合いませんでした明日になりますが必ず」 「祐二、オーナーに注意受けなかったか」 「なにをですか」 「じゃぁ、俺が言うぞなんで先に電話してこないんだ。可笑しくないか」 「すみません、忙しかったもので」 「そんなのそちらの都合、俺は金を払って品物を買うお客さんだぞ、まず謝るときは言い訳しないで誠意を見せてきちんと謝る。納得して貰ってから理由を説明するのが筋だろう」 「どうもすみません」 「口先だけで謝らない」 「判りました、どうもすみませんでした」 「良いか俺が無茶な頼みをした時に、オーナーになんで話しをしなかったんだ、お前にもプライドが有るだろうが、それは2番目だよなお客が先だよな」 「そうですね」 「まっ、今後その辺を考えながら仕事をしないと失敗するから、ちなみに来ないのは判っていたよ。それは、お前の為になるだろうと思ってわざと、頼んだんだよ。 この間お前に俺の車を任せると言ったよな、勉強しておきますと言ったよな、だから試しにどんな勉強しているかなと思ってね。このパーツは入荷するまで何日かかるかも調べているのかなとテストしたまでだ」 「マジですか・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとうございます」 「じゃぁ、明日取り付けが終わるな明日午後9時に取りに行くからそれまでに仕上げるように頼むぞ」 「はい、判りました。今日は済みませんでした。明日仕上げておきます」 「じゃぁ、明日よろしく」と電話を切り、オーナーに電話を入れた。 「もしもし竹内です。」 「先日はうちの人がお世話になったそうでありがとうございます。真一くん、敬子さん田舎に帰って戻って来ないって聞いたけど本当なの」と、奥さんの真由美さんが出た。 「ええ、そうなんですよ、本当に振られたんです」 「何があったの、信じられないよ貴方と敬子さん物凄くお似合いだったのに」 「真由美さんもうやめましょう。出来たら女の子紹介して下さいよ。」 「良い子は一杯居るけど、敬子さんと比べるとどうかな」 「比べなくて良いですよ一人一人良い所があるから」 「そうだけど判ったわ、考えておくね、じゃぁ、換わるね」 「おう、真一くんか、この間をどうもね。今日はどうした」と、オーナーが低い声で答える 「さっき、祐二に電話入れたんですよ」 「あの馬鹿、電話しなかったのか、すまん俺はもうとっくにしているのかと思っていた」 「無かったんで、そしたら、忙しかったのでとか言い訳したからきつめに怒ったから」 「明日にでもそれとなくカツを、入れといて下さい」 「おう、任せとけ少し鍛えないとな、ありがとう」 「明日遅く取りに行くのでよろしく」 「最後に点検は俺がやるから、安心しろ」 「たのみます、じゃぁ済みません失礼します」 「おやすみ」 「おやすみなさい」と、電話を切り又キーボードに向かった書き終わったのはもう朝方だった。
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