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作品名:スノーキャンプ 作者:結城 健三

第12回   ナイトバトル
俺達は、ちゃんこ鍋を挟んで日本酒を飲んでいた。
1合入りの徳利が8本空いている。
「真一くん、ここの所敬子ちゃん見てないけど元気にしてる。何時結婚するんだ、その時は仲人任せろよ。」
「えっ、ああ」
「なんだその返事は、気が抜けたような」
「実は・・・」
「えっ、そうなんだ」
「なんですかそれは、未だ何も話してないんですけど」
「あれ、そうだったいやあ悪い悪いははははははははは」
「まったく、はははじゃないですよ」
「なにおこってんだ」
「別に怒ってないですけど」
「そうかそれなら良いけど」
「どっかに、良い子居ませんか。オーナー」
「なにどうしたんだ」
「敬子、田舎に帰っちゃったんだ。もうこの街に帰らないって言ってました」
「なんで、止めなかったんだ」
「俺だって止めましたよ、でも駄目でした」
「なにがあったんだよ」
「何があったんだと言う事は無いんですよ。特別に」
「それじゃあ、判らんちゃんと話せよ」
「話しますけど、酒が不味くなりますよ」
「構わん、話せよ」
「判った、話します」
2時間後、俺達は駅の近くのバーにいた。
「もう良いでしょ。もう帰ってしまったんで連絡も取れないし」
「そうか、俺達がでばって何とかなるならしてあげたいけど」
「ありがとうございます。でももう良いです」
「それより、キャンプの件はどうなってますか」
「それなんだが、今年かなり人が増えそうなんで手配がかなり大変になってるよ」
「俺も手伝いますから」
「それより、早くメニューを作ってくれ発注もしなきゃいけないから、それから今年も寄付の方もよろしく頼みますよ」
「今年は、編集社の人間を招待しますか幾つかの雑誌社の人も興味があるらしくて」 「一寸話ししてみてくれよ、でもそんな人呼んだら自分の仕事が無くなるんじゃないか」
「そこまで考えてますよ。大丈夫キッチンカーを今年使うわけだからキャンピングカー雑誌とキャンプ雑誌、四駆専門誌に書きますそこにはもう話が付いています。」
「展開が早いな、抜け目無いな」
「それって、褒め言葉ですか」
「そりゃ、そうに決まってるだろう」
「まいっか、飲みましょう」と言い午前3時まで飲んでいた


昼過ぎに、自分の部屋で目を覚まし少し残った酒を抜くため、ジャージに着替え外に出た。
マンションから多摩川の河川敷までそこでサイクリングコースを走る。
一時間ぐらい走り戻ってくると風呂にお湯を張り溜まるまでの間に、キッチンでボロニアソーセージを500g位切り、フライパンでソテーをし皿に載せ、卵を3個使った目玉焼きを焼きパンを持ちテーブルに置き、アイスコーヒーの作り置きした物を、出してグラスに注ぎ食事を始めた。
30分後食事を済ませ、バスルームに向かい脱いだ服を全部洗濯機の中に入れ洗濯をしバスルームに入り湯船に暫く浸かり身体を洗い、次にゆっくりと浸かり敬子のことを思い出していた。

それから一日書斎に入り、チューニングカーに乗りながら吹き込んだテープを聴きながらデーターの書類を見てキーボードを叩いていた。


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