荷物をまとめ、クラウンロイヤルサルーンのトランクに積み込み乗り込もうとした時、玄関から野上が出てきたので近づいて行き声を掛けた。 「野上くん、身体は大丈夫なのか」と、聞くと 「竹内さん、ご心配掛けました身体の方は、2,3カ所の打ち身と擦り傷程度で済みました」 「そうかこれから運転して帰るのか」 「そうですけど」 「そうか、少し話す時間取れるかな」 「構いませんよ」 「そうかそれじゃ、そこの前の道を真直ぐ4km行くとツインカムという店があるの知ってるよな」 「そこで待って居るから来てくれるかな」 「判りました」 「じゃぁ、よろしく」と車に向かい乗り込んだ時、小山達がやってきた。 「竹内さんどうなりました」 「この先に、ツインカムって店があるだろうそこに行って待つと言うことにした」 「俺達も行きますよ」 「構わないけど」 「じゃぁいきます」と、車に戻っていった。 俺は、センターコンソールからゴロワーズカポラルを取り出し中から一本取りだしくわえライターの火を付けた。 スターターキーを捻りエンジンを掛け窓を開け車を出した。
20分後俺達は、ツインカムの店内にいた。 野上がドアを開け中に入ってくると、店内を見回し俺達を見つけると、明らかに嫌な顔をしながらやって来て席に着く成り 「なんだ、話しって竹内さん1人じゃないんだ」 「いたら困るのかな」と、答えると 「話しの腰を折らなければ良いですけど」と言う 「邪魔は、しないと思うけど廻り諄い話は辞めましょう。」と言ってる所にウエイターがやって来て、オーダーを聞く前に 「コーヒーホットで」と、言うと俺に 「どうぞ、話して下さい」 「判った、昨日も話したんだけど今日はもっと直接的な話しをする。 君はコースを走る時どんな走りをしているか、見たんだけど無茶な飛ばし方をしているよね。 それで君が怪我をするのは構わないけど、その煽りでこちらまで被害を被るのは勘弁して欲しい、今日も此処にいる3名は乗れなかった、仕事が出来なかったんだそのことを謝ってないですよね、でもそんな事しなくて結構その代わりこの次から君が一番最後に乗ってくれれば問題にならないと思がどうします。」と、言うと 「なんで、俺が君達に謝らなければならないんだ。可笑しくない、変な改造をした車のチューナーが謝るべきでしょう。あんなとんでもない馬鹿車作りやがって俺だったから助かったけど、それに竹内さん貴方何様なんですか、人の走りを批判したりして喧嘩売ってるんですか、それに編集部の人が乗れって言うんだからしょうが無いでしょう」と、言ってニヤリと笑う そうするとさすがに黙って居た吉岡が切れた。 「てめぇ、ふざけんじゃねぞ。どれだけ俺達に迷惑掛ければ良いんだ、編集社の人達だって困っていたぞ、竹内さんだってチューナーから詰め寄られていたしそんな偉そうな口たたけなくしてやろうか」と立ち上がったら野上も立ち上がった。 「まあ、そんなにいきり立つななあ野上よう、そんなに言うなら俺と勝負するか」 「どんな勝負だよ」 「お前もドライビングに自信が有るんだろ、それならドライブ勝負が良いよな、俺が勝ったら最後に走って貰うそれで良いなお前が勝てば文句を言わない」 「全然構わないよ、それで車とコースは」 「車は自分の乗り慣れた車でどうぞ、俺も自分の車で行くから、コースはこいつらに探させよう俺が決めたら不公平だからそれで良いか」 「何時やるんだ」 「3日後の夜中13時てのはどうだ」 「四日後の夜中なら大丈夫だけど車はどんな車でも良いんだな」 「そうだ構わないから」 「変な細工するなよ」 「そんな暇な事しないよ馬鹿らしい」 「じゃぁ四日後の夜中場所は決まりしだいFAX入れるから」 「じゃぁ、失礼する疲れてるから」と立ち上がり出ていった。
|
|