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作品名:詩群3・さいはての戦旗 作者:砂野徹

第8回   ガラスの太陽


             ガラスの太陽が
             淋しく微笑んで
             私のてのひらに
             お釣りをくれました

             やさしさを
             ありがとう
             またいつか
             さようなら

             この箱庭は私には
             とても広すぎて
             限られた時間でも
             永遠の生命(いのち)なの


             ガラスの太陽が
             淋しく微笑んで
             私のてのひらに
             お釣りをくれました

















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