ようこそゲストさん
■ 目次へ
作品名:
詩群2・春が訪れる
作者:
砂野徹
第6回
火星のガンマン
風の中でひとり
笑う赤いサボテン
砕け錆びついた命
夕日の棺
墜とす魔物の数
月の金貨と
替える日まで積み上げる
時のかけらたちを
ためらいを突き殺した
翡翠のナイフ
遠いふるさとには
光る形見の指環
今も眠り続く
祈りの箱に
いかづち呼ぶつるぎ
炎の鎧
鉄の獣つらぬく
蒼い星の弾丸
明日を探す歌を聴け
砂漠の空に
← 前の回
次の回 →
■ 目次
■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 2977