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作品名:
詩群2・春が訪れる
作者:
砂野徹
第4回
伝説の手紙
竜の鱗に手紙を書いて
過去に届ける不思議な指で
石をつかみ打ちつけ大地を割れば
青い卵かがやき風が踊る
手をむすび命得て現れる
脈を打つアメジスト奇跡の巨人
重い夜を吹き飛ばして空に咆える
竜の翼に運命(さだめ)を託し
めざせ楽園 太陽の国
愛を包むマントに銀のベルト
夢を秘めたカプセル歌う魚
時めぐる銀河の渦の迷路に
揺れる朽ちた道しるべ心つなげよ
光る視線雲をやぶり空かけめぐる
君の手紙とどいたなら旅に出よう
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