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作品名:
詩群・いつからかここに
作者:
砂野徹
第3回
螺旋小僧の歌
謎の窓が見せる一部
奴の形 踊るウズマキ
くるくると光るのは
ハジキダサレタ言葉たち
歌うトビウオ 透明の翼
びいる瓶に映って
うずくまる都会に
現れたつむじかぜ
鳥のように遥かな
象牙色の思い出
指笛で集めれば
舞い上がる心
ありふれた館の
扉のむこうには
彩りの季節
秋のカーニバル
誰も忘れてはいない
奴の姿
鏡の中に
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