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作品名:REMINISCENCE〜ねぶの詩集5〜 作者:ねぶ

第36回   『遠い背中』
『遠い背中』

ときどき魂がぬける

瞳に映る自分自身



ゆがむ背筋を整えて

なんとか渡る細いロープ



たぶん間違ってはいない

でも、半分飽き飽き



求めていたのは

ロープの先じゃない



ゆがんだままでも

前しか見えていない

遠くに見えるあの背中



2018年6月13日作



【あとがき】
思うままつぶやいてみました。
幽体離脱なんてしたこともないですし
そもそも実際にあるのかと疑問に思っていますが
気持ちをたとえるにはピッタリでした。


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