足掛け6年間、続けてきた「4」ですがここで一旦おしまいとさせていただきます。
「3」のあとがきで「『1』が終わるときも、『2』が終わるときも、少しだけ前に進めたと思える。今回もそうです。新たに始める『4』が終わるときもそうでありたい」と書いたのですが、前に進めたと思います。
そして、その進みが主観的なものではなく、形として外に表れてきました。「4」の連載中に、ラジオへの投稿をはじめました。そして、幸運にもほぼ毎週、放送されるようにもなり、さらにはいくつかの賞の受賞もできました。
詩なんて書いてもカネにはならない。でも、詩を書いたからこそ、出会えた人たちやできた経験があります。大都会の片隅で、暗い6畳間の中、病んだ気持ちのはけ口は、いつの間にか意味を変えて、ライフワークになっています。
「5」もスタートさせますが、どういう形にするかは未定。ボツネタ置き場にするのか、他で発表したものの保管庫にするのかは少し考えたい。思うのは、「5」を終えたときも、自分の中で、あるいは客観的に前に進めた状態でありたい。ただ、それだけです。
2018年1月上旬で10000強のアクセス数。10人、20人くらいはコンスタントに読んでくれた方もいたのでしょうか。作品を読んでくださったすべての方に感謝したい。ご愛読ありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いします。
ねぶ
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