『韻 the LIFE』
上を見てたらキリがない
指くわえて見ても意味が無い
下を見ててもしかたない
なんの慰めにもなりゃしない
人がうらやむ誰かは幸せか?
そんなの誰にもわからない
見下される誰かは不幸せか?
自分以外に決められない
虚ろな箱ならカネで買えるけど
欲しいのは形のない中身なんだ
いつかは手に出来るはずだと
僕は淡い期待を捨てきれない
2017年7月23日作 2017年7月30日ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』放送分
【あとがき】 韻を踏むことを意識して書きました。 「生まれた詩」ではなく「つくった詩」です。 そうそう、ポンポン生まれるわけでもないので そういうときは意図的に作るようにしています。 ただ、選ぶ言葉が作ったときの気持ちをにじませるかもしれません。
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