『月と太陽』
「太陽みたいな人」はいるけれど
それは、まわりが照らしているから
きっと、あなたも照らしているから
そして、照らすあなたも輝いている
人は決して太陽にはなれない
私はあなたにどう見えますか?
私はあなたにどう見せようか?
三日月に見えるのは、私のせいだけじゃない
満月に見えるのなら、あなたのお蔭でもある
人は誰もが光を浴びて、反射する月
2017年5月9日作 2017年5月21日ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』放送分
【あとがき】 いつもながら、我ながらカチカチとした詩ばかりです。 小説か評論かといえば、評論ばっかり(笑) アナログかデジタルかといえば、デジタルばっかり(笑) 題名も「月と太陽を用いた人間関係考察」 なんてほうがシックリくる感じです。
月が満ち欠けして見えるのは 自転と公転と太陽があるから 実際に欠けるわけじゃない どう見えようがほぼ球体で それが変わることはありえない
という一連目を書いたのですが 説明くさいし、クドいのでバッサリ切りました。
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