20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
 ■ 目次へ

作品名:ねぶの詩集4 作者:ねぶ

第14回   『Words of mine』
『Words of mine』2012-08-10


タネまいて耕した言葉も

発してしまえば僕だけのもんじゃない

どう噛んで飲み込むかなんて

受け取った人に任せるしかない



生産者がどんな想い込めても

額面通りに伝わりはしない

こう噛んで、こう味わえなんて

あれこれ強制できるはずもない



タネが違えば、ハタケも違う

そんな消費者の全ては考えられない

共感してくれたららそりゃ嬉しい

でも、それはたぶん素敵な偶然かも?



僕の放つ言葉は、僕の僕による僕のためのもの

受け取った言葉は、君の君による君のためのもの

ズレていたって当然で、間違いじゃない

それを無責任だなんて言わないでよ


← 前の回  次の回 → ■ 目次

■ 20代から中高年のための小説投稿 & レビューコミュニティ トップページ
アクセス: 36025