『無菌室をぶっ壊せ!!』
とある唄があった
その唄は不感症の僕の心の琴線に触れ
聴いているうちに自然と涙があふれてきた
けれども、その唄は放送禁止だった
「土方」という単語が差別用語だという
「土方」のひたむきさ、健気さを唄い
「土方」を肯定的に表現していたのに
文脈を無視した言葉狩りなんてクソ食らえ!!
男には「TIMPO」がついている
女には「MAMKO」がついている
だが、これも放送禁止らしい
実際に誰もに「TIMPO」や「MAMKO」がついているのに
マスメディアの「TIMPO」をちぎってやれ!!
たとえ、単語自体がネガティヴだとしても
大事なのは使う人の意図次第じゃなかろうか?
「メクラの鍼灸師さんにいつもお世話になっていて……」
このような言葉から差別的意図があるだろうか?
文意を無視した言葉狩りなんてクソ食らえ!!
美辞麗句で綴られたイカサマの楽園はぶっ壊せ!!
あるべき言葉を排除した邪悪な無菌室はぶっ壊せ!!
無菌室で純粋培養しても、世の中はバラエティー
お膳立てされた無菌状態は幸せなんかじゃない
大切なのはあるがままを受け入れる許容性だろう
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