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作品名:ねぶの詩集3 作者:ねぶ

第34回   『円すい』
『円すい』

生まれたときには底面

死んじまったら頂点

円すいみたいな人生だ



底面にしがみついてもムダムダムダ

否が応にも上へと押し上げられる

狭くすぼまった先へ先へオートスクロール



それは自然の摂理で抗えないけど

知った風な顔で諦めたくはないよ

もがいてあがいて、円すいの側面を破りたいんだ



無力な僕には他人のカタチを変えられない

それでも、僕は僕のカタチを変えられると信じている



******************************

【あとがき】
もういい年になってしまいましたが、
諦めなければ、何かが変わると信じています。
実際、5年前に比べれば心身に力があふれています。
それは俺自身だけではなく、周りの人たちのおかげです。


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